最新記事
- 悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- 2024年F1第6戦マイアミGP決勝トップ10ドライ...
- ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕た...
- レッドブル&HRC密着:敗因はフロアのダメー...
- 【角田裕毅F1第6戦分析】“ベストなレースタイ...
- サインツにペナルティ、ピアストリとの接触で...
- 【F1第6戦マイアミGP決勝の要点】ノリス初優...
- 【ポイントランキング】2024年F1第6戦マイア...
- ドナルド・トランプがF1マイアミGPに登場。マ...
- 追記あり【正式結果】2024年F1第6戦マイアミG...
- マクラーレンのランド・ノリスが参戦110戦目...
新車分析/マノーMRT05:すでにディテールの開発も、今年のマノーは一味違うハズ
2016年2月25日
空力開発を行なう際は、全体のコンセプトを決めてからディテールの作業にとりかかるのがセオリーだろう。全体のコンセプトがずれていたら、いくらディテールで頑張ってもゲインは知れているからだ。シーズンが進むにつれてディテールが複雑に進化していくのは、全体のコンセプトに手をつけられないからでもある。
ディテールに手を付けていく際は、空気を最初に受け止めるフロントから着手する。フロントの造形が変わればミッド〜リヤの空気の流れにも影響を与えるからだ。フロントが決まったら車両の真ん中付近、真ん中が決まったらリヤといった具合だ。
マノーMRT05
(c)XPB Images
そういう視点で2016年のマノーMRT05を見ると、興味深い。サイドポンツーン前端上部に縦型のフィンを並べるのは今年に始まったわけではないが、MRT05のそれは凝っている。フィンそれ自体が複雑な三次元曲面を描いているし、ベース部にスロットが設けてあるのだ。プレーンな形状に比べて一歩進んだ効果を発揮するに違いない。シーズン開幕を控えた段階ですでに、マノーはディテールまで目を向ける余裕がある、と判断したくなる(希望を込めて)。
マノーMRT05
(c)XPB Images
そういう前向きな視点でノーズ前端を見ると、マノーが元気な証拠をもうひとつ確認することができる。日本のお菓子メーカーのマークに似ていると話題(?)のロゴがノーズ先端にあしらってあるが、もうひとつある。コクピットに空気を導くダクトカバーだ。
こんな小さなところまで遊び心ある細工を施せるのは、チームが健全な状態にあるからだろう(と信じたい)。
(世良耕太/Text : Kota Sera)
関連ニュース
※マイアミGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |