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トッド「ドイツGPにはかなりガッカリした」

2003年8月6日

 日曜のドイツGPでは、ミハエル・シューマッハーとフェラーリチームはたった2ポイントを得るに留まった。フェラーリのジャン・トッド監督は、次戦ハンガリーGPまでの3週間に、チームが「これまで以上に一生懸命に働く」ことを誓った。

「このレースはもちろん、かなりガッカリだった。それはまず、1周目にトップチームから3台のマシンが失われてしまい、そこにルーベンス・バリチェロも含まれていたからだ」と、トッドは説明した。彼はさらに、シューマッハーに起こったことについても語った。「私たちはレースに勝てるポジションにはいなかったものの、2位に向かって走っていたし、2位になれればかなり満足だったのだが、不運なことにそうはいかなかった。ミハエルは、スローパンクチャーで余分なピットストップが必要になり、ピットに戻るまでにかなりの時間をロスして、結局7位でフィニッシュするしかなかった」
 トッドは、なぜ2週間前にフェラーリとブリヂストンが優勢なパッケージを誇っていたのに、ドイツでは、ウイリアムズとBMW、ミシュランの方が優勢となったのかということについてこう語った。「とても厳しい争いだったし、今回のレースではたぶん、ウイリアムズ、BMW、ミシュランのパッケージが最もコンペティティブだったのだろう。だからといって、次回もそうなるとは限らない。だが私たちは、エンジンだけ、またはタイヤやマシンだけに意識を集中していてはいけないと思う。全体の組み合わせがとてもよかったのだから」


 そしてトッドは、ドイツでの優勝者ファン−パブロ・モントーヤが、今やミハエル・シューマッハーの一番のライバルになったことをはっきりと認めている。「過去5、6戦だけを見れば、彼は、6戦で獲得可能な60ポイントのうち50ポイントも獲得している。つまり1戦につき8.8ポイントで、これはなかなかの成績だ」。トッドは、ホッケンハイムでのモントーヤのパフォーマンスに驚いたかと聞かれて、こう答えた。「誰が追ってきているのか、ライバルに何が起こっているのか、見ていなくてはならない。確かに彼は今日、コース上でほかの誰よりもずっと速かったよ」
 トッドのチームのドライバーたちは2人とも、議論の的となりうるアクシデントに巻き込まれた。バリチェロは、アウト側にいたライコネンとイン側にいたラルフ・シューマッハーに挟まれてしまった。ミハエル・シューマッハーは、ヤルノ・トゥルーリを追い越す際に、コースをはみ出している。その後、ラルフには次戦でグリッドを10位降格される処分が申し渡されている(彼のチームはそれに対して抗議している)。
 しかしトッドは、バリチェロの事故についてコメントすることを拒んだ。「彼らはドライバーたちと話をして、小さなモニターを見ている私たち以上に、事情が分かっているんだ。彼らは彼らの仕事をする。その判断が正しいとか間違っているとか判断するのは、私の役目ではないよ」
 トゥルーリとのアクシデントについては、トゥルーリがミハエル・シューマッハーにコース上の余地をほとんど残さなかったことを、トッドは指摘した。




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