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F1シュタイアーマルクGP FP2:メルセデス勢を抑え、フェルスタッペンがトップタイムで初日を締めくくる
2020年7月10日
午前中のFP1セッション終盤、ランド・ノリス(マクラーレン)が黄旗中にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)を抜いたとして、3グリッド降格の裁定を受けた。先週の開幕戦でキャリア初の3位表彰台を獲得し勢いに乗るノリスとしては、手痛いペナルティとなってしまった。
サーキット上空は午後も青空が広がっているが、明日は週日悪天候が予想されている。最悪の場合、予選が行われない可能性もあり、その場合日曜朝に行うか、あるいはFP2の結果でグリッドが確定されることも予想される。
序盤はアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが、ハードタイヤで1分6秒690のトップタイム。ガスリーも、僅差で4番手に付けている。とはいえクビアトがそのまま首位に留まれるはずもなく、ミディアムを履いたセルジオ・ペレス、ランス・ストロール(ともにレーシングポイント)が1-2を構築した。
開始後18分、ダニエル・リカルド(ルノー)が最終コーナーひとつ前のターン9で、アウト側のタイヤバリアに後ろ向きに激突。マシンは特にリア部分を大破したが、リカルドは痛そうに足を引きずりながらも自力でコクピットから脱出した。
セッションは、すぐに赤旗中断。12分後に再開された。ここで初めてコースインしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が、いきなり「パワーが出てないようだ」「カットオフしてる」と訴え、すぐにピットに向かった。それでもガレージに少し留まっただけで、すぐにコース復帰した。
その間にコース上では、ペレスがソフトタイヤで1分04秒087と自己ベストを大幅更新。フェルスタッペンがミディアムで、2番手に付けた。しかしコースをはみ出したとされ、タイムを抹消された。一方のアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は、ターン3の進入でスピン。依然として、リア挙動が不安定なようだ。
ペレスが2セット目の新品ソフトで、1分03秒877を叩き出した。ほぼ同じタイミングで新品ソフトを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、1分04秒379で2番手に留まった。ルクレールは0.8秒落ちの6番手、ストロールが直後にボッタスをしのぐ2番手タイムを出し、ソフトでもレーシングポイントが1-2を構築。カルロス・サインツJr.(マクラーレン)も3番手に上がり、中団グループのマシンがトップ3を独占した。その後ボッタスが新品ソフトでペレスから首位を奪うが、その差はわずか0.174秒だ。
通常のFP2ならここから、レースに向けたロングランに移行する。しかしロングランのデータはすでに十分ある上に、このセッションの順位でグリッドが決まる可能性もある。そのためソフトでのタイムアタックの様相を呈している。そして直近のラップタイムを抹消されたフェルスタッペンが開始後55分に、1分03秒660のベストタイム。ボッタスに0.043秒差を付けて、首位に立った。
3、4番手にペレス、ストロールのレーシングポイント勢。5番手にサインツ。6番手に留まったルイス・ハミルトン(メルセデス)は、マシン挙動に満足できていないようだ。7番手にアルボン。8番手ノリス。9番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、16番手に終わった。
(Kunio Shibata)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 216 |
2位 | ランド・ノリス | 201 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 146 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 91 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 23 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 22 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 417 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 210 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 209 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 28 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 26 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

