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F1第16戦ロシアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

2019年9月30日

 2019年F1第16戦ロシアGP決勝レースで5位〜優勝に入ったドライバーたちが日曜日を振り返った。


■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位

2019年F1第16戦ロシアGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第16戦ロシアGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)


 いいレースができた。僕らにとって今日は5位がベストな結果だったと思う。昨日クラッシュしてしまったから、なんとしても挽回して、いいリザルトを持ち帰りたかった。今日のレース展開には満足している。セーフティカーが僕らにとってラッキーだったのは確かだけどね。
 土曜の夜は気持ちが少し沈み気味だった。(マシンを準備するために)チームは膨大な作業をこなさなければならなかったんだ。この結果を彼らに捧げたい。


 ピットレーンからのスタートは決して楽ではないけれど、ソフトタイヤではとてもいいペースを発揮することができ、たくさんのポイントを稼げた。他の皆よりずっと後ろからスタートしたので、たくさんのマシンを追い抜いていく必要があって、ある意味楽しかった。でも、毎回こういうレースをするのはいやだな。退屈なレースも悪くない。日本ではもっとクリーンでスムーズな週末を過ごしたいよ。


 ファーストスティントではなかなか(トロロッソの)ダニール(・クビアト)とピエール(・ガスリー)を追い抜くことができず、かなり時間がかかってしまった。前の隊列についていくとダウンフォースが大幅に失われるんだ。このコースのデザインにはストリートサーキットの要素があるからだと思う。


 決勝前までは厳しい週末だったが、今はずいぶん気持ちが楽になった。週末のもっと早い段階でリズムに乗ってなじめれば問題ないんだ。このマシンでさらに多くの周回を重ね、走行時間を蓄積していけば、それが可能になるだろう。


 残りレースのなかで、アブダビ以外は走ったことがないコースだ。鈴鹿も簡単にはいかないだろうけど、初めてのサーキットを走ること自体は大好きだから楽しみだよ。


■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=4位

2019年F1第16戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第16戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


 今日は4位が僕らに可能な最大の結果だったと思う。(前を走っていた)セブ(ベッテル)がリタイアしたことに助けられた部分はあるが、フェラーリとメルセデスはとても速く、その上、僕らはペナルティで降格されたことを考えれば、大量にポイントを獲得できたことに満足している。
 中団のトラフィックを抜けて浮上した後は、それ以上ポジションを上げることはできなかった。しばらく単独走行していたが、セーフティカー出動で、全体のギャップがなくなり、接近して走ることになった。


 今日はトップ3と比べると僕らが少し遅かったのは明らかだ。さらに、レース終盤は、前のドライバーたちはソフトタイヤを履いているなか、僕はミディアムだったので、余計に苦労した。


 今日は最大の結果を出すことができたけれど、僕らが望んでいるのは表彰台や優勝だ。ライバルたちは強力だから、追いつくために努力していく必要がある。


 次の鈴鹿(での日本GP)が楽しみだ。ホンダのホームレースで、日本のファンのためにできるだけいい結果を出したい。


(自身の公式サイトで語り)退屈なレースだった。スタート直後は混乱に巻き込まれるのを避けることができた。序盤は周囲のドライバーたちが皆DRSを使える状態だったから、なかなか抜くことができなかったが、そのうちクリアできた。


 今週末は十分な速さがなかった。残念ながら競争力が高いとはいえない週末が続いている。


(レース終盤、ファステストラップを狙いにいくことは考えなかったのかと聞かれ)どっちみち速さが足りなかった。上位勢の方が僕より新しいタイヤで走っていて、ファステストを狙うチャンスがあった。だから僕は考えなかったよ。


■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=3位

2019年F1第16戦ロシアGP セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第16戦ロシアGP セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ)


 難しいレースだった。チームとして最善の結果を出すための戦略は用意していたと思う。ライバルの前で2台が走れるよう、スタートでセバスチャンにトウを与えた。
 セーフティカーの後、状況が複雑になってしまった。僕らはポジションを入れ替える適切なタイミングを探っていた。セブがピットインした後、順位は入れ替わったけれど、ついてないことに、彼のマシンにトラブルが出て、リタイアしなければならなくなった。


 その後は物事が思うようにいかなかった。前の2台をオーバーテイクするのは不可能だったんだ。


 これだけ強さを発揮していた週末を、1台が3位、もう1台がリタイアという結果で終えることになり、がっかりしている。でも僕らは自分たちのポテンシャルを信じている。強い決意を持って残りのレースに挑み、最善の結果を持ち帰るために力を尽くすよ。


(formula1.comに語り)今も(ベッテルへの)信頼を失ってはいない。僕らは互いを信頼し合わなければならないんだ。コース上で何か起きたときに相手に頼れると知っておくことが、チームの利益という面で重要になるからね。


(この日のスタート時の戦略について語り)すべてが守られたと思うよ。スタートで僕は左に寄って、セブにスリップストリームを与えた。それで彼が前に出るだろうことは分かっていた。彼もそれは知っていた。その後はポジションを元に戻さなければならなかった。それをピットストップで実行したんだ。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位

2019年F1第16戦ロシアGP決勝で2位表彰台を獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1第16戦ロシアGP決勝で2位表彰台を獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)


 ずいぶん久しぶりの1−2だ。チームメイトと一緒に表彰台に立てて気分がいいよ。チーム全体にとってさらなるモチベーション向上につながる心強い結果だ。


 今回1−2は難しいだろうと予想していたが、不可能ではないと考えていた。それで今朝、あらゆる戦略の選択肢について話し合った。今日はチームとしてとてもいい仕事をしたと思う。


 昨日苦しんでいたことを思えば、最高の結果だ。フェラーリのマシンは週末を通して速かった。今日も彼らの方が速かったと思う。だから1−2を達成できたのは、その他のすべてのエリアで僕らが最高の仕事をしたからなんだと思う。


 序盤に(カルロス・)サインツにひっかかってかなりタイムを失ったし、ミディアムタイヤでは思うようなタイムを出せなかった。でもソフトを履いたセカンドスティントでは、かなりよくなった。


 セーフティカー後のリスタートでプレッシャーを感じたが、うまく状況をコントロールすることができた。


 フェラーリはこの数週間で大きく進歩した。だから僕らも日本に向けて改善を図る必要がある。また戦うのを楽しみにしている。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ

 本当に久しぶりに勝ったような気がするよ。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれた。決して諦めず、前進し、常に革新的であろうとするチームだ。その一員であることで勇気づけられる。フェラーリは最初のスティントでものすごく速かったから、こういうリザルトを達成できたなんて信じられない思いだ。
 違うタイヤを履いて、彼らについていくのは大変だった。それでもプッシュし続けたよ。マシンの感触はとてもよかった。彼らはソフトタイヤでスタートしたから、早い段階でタイヤがだめになると予想していたんだが、とにかくペースがよくて、ついていくのに苦労した。これは僕らチームにとってある意味、警告といえるんじゃないかな。彼らはタイヤの面で正しい計算をしていたということだからね。


 なんとかある程度の距離でついていって、彼らのタイヤがだめになり始めると、ギャップを縮めていけるようになった。シャルル(・ルクレール)がピットに入ったので、セブ(ベッテル)を追いかけ始めた。彼らと違って僕らはミディアムを履いていたから、長いスティントを走ることができた。セーフティカーが出動しなくても、いいレースができたはずだ。


 その後、僕らに有利な展開になってきて、(トップに立ってからは)後ろとのギャップを築きながら、タイヤをセーブして、できるだけスムーズに最後まで走り切ることを目指した。


 今シーズンも残りレースが少なくなってきているけれど、1戦1戦に集中し、こなしていくという姿勢で戦っていく。つまずかないように、一歩一歩前に進むよ。熾烈な戦いのなかにいるので、全力で取り組み、細かいことまでチェックし、ささいな問題も見逃さずに作業に当たっている。こういうチャレンジが大好きだ。今後のレースを楽しみにしている。



(autosport web)




レース

4/19(金) フリー走行 12:30〜13:30
スプリント予選 16:30〜17:14
4/20(土) スプリント 12:00〜13:00
予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


ドライバーズランキング

※日本GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン77
2位セルジオ・ペレス64
3位シャルル・ルクレール59
4位カルロス・サインツ55
5位ランド・ノリス37
6位オスカー・ピアストリ32
7位ジョージ・ラッセル24
8位フェルナンド・アロンソ24
9位ルイス・ハミルトン10
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※日本GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング141
2位スクーデリア・フェラーリ120
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム69
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム34
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム33
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム4
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー0
10位BWTアルピーヌF1チーム0

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