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ホンダ田辺TD「ポイント獲得を狙っていただけに、0周リタイアは残念」F1スペインGP日曜
2018年5月14日
2018年F1スペインGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはスタート直後にロマン・グロージャンのスピンに巻き込まれてリタイア、ブレンドン・ハートレーは12位だった。
ハートレーは土曜のFP3で大クラッシュを喫し、マシンが大破したため、チームは予選に出場せずに決勝に向けてマシンの修復にあたった。この際にパワーユニット関連すべてとギヤボックスも交換された。
最後尾からの決勝出場を許可されたハートレーはソフトタイヤでスタート、ガスリーが犠牲になった1周目のアクシデントによりバーチャル・セーフティカーが出動した際にミディアムタイヤに交換。33周目には再び新品ミディアムに履き替え、終盤マーカス・エリクソンを抜いて12位でフィニッシュした。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
今日はピエールが12番グリッドからのスタートだったため、ポイントを獲得を狙ってレースに臨みました。しかし残念なことに、ピエールはグロージャンのスピンに巻き込まれ、彼には一切非がなかったにもかかわらず、1周目にリタイアせざるを得ませんでした。
ブレンドンは昨日大きなクラッシュを喫しましたが、昨夜メカニックたちが懸命な作業を行ってマシンを修復し、今日のレースに出場、完走することができました。データの異常を感知したため、チェッカーを受けた直後に念のためマシンを止めましたが、大きな問題ではありませんでした。
この後、忙しい一週間を迎えます。バルセロナに残り、2日間のテストに臨み、同時にモナコGPに向けた準備も進めていきます。
(AUTOSPORTweb)
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