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F1 Topic:決勝の肌寒いコンディションで鍵になるのはピレリのワーキングレンジ

2018年5月13日

 スペインGPが開催されているカタロニア・サーキットは、土曜日の夜に激しい雷雨に見舞われた。当初、予報では雨は土曜日だけで、日曜日は降らないと言われていたが、日曜日の朝もにわか雨に見舞われ、午前中に行われたGP3のレースは気温11℃。路面温度15℃という涼しいを通り越して、この時期としては肌寒いコンディションでスタートが切られている。 


 そうなると気になるのが、スタート時のタイヤ選択だ。トップ10のうち、フェルナンド・アロンソを除く9人がQ2で自己ベストを記録したときに装着していたタイヤがソフトだったため、ソフトタイヤでスタートしなければならない。


 ピレリによれば、ソフトのワーキングレンジは105℃から135℃であるのに対して、スーパーソフトは90℃から110℃。つまり、15℃から25℃の違いがある。


 当初、トップチームはソフトでQ2を乗り切って、レースではソフトからミディアムへの1ストップを計画していたと思われるが、フォーメーションラップでタイヤを十分にウォームアップできないと、スタート直後にポジションを失う可能性も考えられる。


 またメルセデスはバーレーンGPと中国GPの涼しいコンディションでウォームアップに苦しんだ経験もある。さらに今回、ピレリが持ち込んだ薄いトレッド面のタイヤは発熱しにくい傾向があり、土曜日にはフェラーリ勢が苦しんでいた。


 バルセロナの午後の降水確率は0%だが、気温は20℃には達しない見込み。カタロニア・サーキットはオーバーテイクが難しいため、スペインGPは例年、予選結果がレースにそのまま直結する傾向があるが、今年はまだわからない。



(Masahiro Owari)




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