F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

今季ノーポイントのウイリアムズF1。ドライバーの走りには「満足している」とチーム首脳

2018年4月24日

 ウイリアムズF1の技術部門を統括するパディ・ロウは、チームが現在抱えるパフォーマンス不足を、ドライバーラインアップの若さや経験の浅さの問題ではないと語った。


 現時点でウイリアムズは、2018年シーズンにポイントを上げていない唯一のチームとなっている。 


 ふたりのドライバーのうちランス・ストロールは、メルボルン、バーレーン、上海の開幕3レースすべてで14位だった。また、セルゲイ・シロトキンは開幕戦でリタイアし、その後の2戦はいずれも15位に終わっている。


 ルーキーのシロトキンは、今シーズンの3レースしかF1での実戦経験がない。これに対して、弱冠20歳のストロールは2017年にフルシーズンを戦い、そのうちアゼルバイジャンGPでは表彰台も経験している。


「我々のチームにいるのは、それぞれ比較的経験の浅いふたりのドライバーだ。だが、今の彼らの走りには非常に満足している」とロウ。


「ドライバーには問題はない。我々の作ったマシンが正しく、あるいは意図した通りのパフォーマンスが発揮できていない、という事実から目をそらすつもりはない」


 ウイリアムズは、今シーズンのドライバーラインアップ選定にあたって競争力よりもスポンサー収入を優先させたとして、特に前ドライバーのフェリペ・マッサなどから批判を浴びてきた。


 ドライバーの選定理由がどうであれ、2018年型マシンのFW41はこれまでのところ、期待を大きく下回るパフォーマンスしか残せていない。


「結局のところ、どうマシンを作ったとしても、それを走らせるのはドライバーたちだ。そのマシンを自分なりに解釈するドライバーの資質や影響といったものも考慮に入れなければならない。そして、ドライバーは一人一人違うのだ」


「我々は今、競争力という点では、望んでいた場所、意図していた場所にはいない。だが、それは我々自身が導いた結果だ。これまで我々がやってきた作業が不十分なことがはっきりした」


「それでも、この先は堅実かつ急速に進歩していけるだろう、という楽観的な気持ちもすでに持っている。我々はもうその道のりを進み始めている」


 ロウは、イギリス・グローブにあるウイリアムズの本部に悲観的な空気が漂っていると示唆する声を退けた。


「意気消沈しているというようなことはない。落ち込んでいても、現状から抜け出すことにはならない」


「現状から抜け出すということは、状況を俯瞰し、分析し、自分たちがどこにいるのかを把握することだ。それから、次に何をすべきかを理解して、組織全体をそこに向けて集中させていくことなのだ」



(AUTOSPORTweb)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP