F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ロス・ブラウン「2021年のF1エンジン規定は価格を抑え独立系でも参入可能な内容にすべき」

2018年1月10日

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンは、2021年以降の新エンジンルールについて、独立系エンジンサプライヤーの参入につながることになれば成功と言えるだろう、と話している。


 ブラウンと彼の専門家チームは先日、F1パワーユニットの将来像を概説した提案書をまとめた。

フェラーリF1チーム代表マウリツィオ・アリバベーネと話すロス・ブラウン

 2017年11月に各チームに提示された草案では、MGU-Hユニットの廃止と標準電子部品の部分的な採用、回転数3、000rpm増によるエンジンサウンドの大音量化、そして全体的な開発制限の厳格化など、複雑さが低減されたハイブリッド技術が大きく取り上げられている。


 より安価なエンジンプラットフォームが2021年に導入されれば、部分的には独立系エンジンサプライヤー参入に道を開くことになり、ブラウンはそれこそがF1が将来成功するうえで最も重要だと考えている。


 ブラウンは、Sky Sports F1の取材に対して「2021年以降のエンジンはより経済的、より安価なもので、もっと大きな音が出なければいけない」と語った。


「新規定は独立系エンジンサプライヤーでも製造が可能な内容にするべきだ」


「我々は独立系エンジンサプライヤーを入れると言いたいわけではない。だが、彼らでも参入できるくらいの技術仕様を定めることは必要なのだ」


「それは大変重要な指標だと考えている。なぜなら、もしそれが定められれば、パワーユニットを技術的にも経済的にも適正なものにできるからだ」


「現在のエンジンは本体だけで100万ポンド(約1億5300万円)もする。単にエンジンを買うだけでだ。開発費や、デザイン費などその他の経費は含んでいない」


「これはあまりにも高額すぎる。費用を低減して、もっと経済的なものにしなければいけない」
     
 F1、FIAおよび各チームは、今後も上記の提案について討議を続けていく。しかしフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、もしもブラウンがエンジン標準化に向けた道程に固執するようならチームをF1から撤退させると強く反対している。
 
 メルセデスのトト・ウォルフも、草案の内容にはマルキオンネと同じく懐疑的だが、それでも偏見は持たずに話し合いに臨むとする姿勢を維持している。一方でルノーのシリル・アビテブールは、現在のパワーユニットが今後も開発を積み重ねるために適した基盤であるとして、完全な現状維持を主張している。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP