ルノーF1、マクラーレンへのPU供給に関し前向きな発言。レッドブルも拒否権を発動しない意向
2017年9月6日
マクラーレンの2018年パワーユニット決定が近づくなか、ルノーが提携に関してポジティブな発言を行った。ルノーの長年のパートナーであるレッドブルも、拒否権を発動してこれを阻むつもりはないようだ。
マクラーレンが、2018年にホンダとのパートナーシップを継続するか、ルノーにスイッチするかが、近いうちに明らかになろうとしている。ホンダと組んで3年、低迷し続けているマクラーレンは、他社のパワーユニットに変更したい考えであり、唯一の選択肢であるルノーとの契約を希望している。しかし、ルノーは供給先を4チームに増やすことには否定的であり、現在ルノーユーザーのトロロッソがホンダにスイッチしない限り、マクラーレンとは契約を結ばない意向だ。
マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンは、トロロッソの決断がキーになると述べている。
「最後に全員が笑顔になれるシナリオが理想的だ。そうなるにはトロロッソの協力が必要だ」とブラウン。
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエも「状況は複雑だ。マクラーレンだけの問題ではないからだ」と言う。
「F1全体にとって何がベストかを考えなければならない。交渉にかかわる全員がそれを理解している。これ以上のことは言えないが」
一方、ルノーのスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ドイツのBild紙に対し、「我々の準備はできている」と語った。
「だがまずは、トロロッソ、マクラーレン、ホンダが合意に達する必要がある」
トロロッソの兄弟チームであるレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、レッドブルはパートナーであるルノーの供給先に対して拒否権を持っているものの、これを発動するつもりはないと述べた。
「我々はルノーの供給先の候補について拒否権を持っている」とホーナーはSky Sportsに対してコメントした。
「理論的には我々にとって(拒否権を発動することは)可能だ。だが彼ら(マクラーレン)がルノーエンジンを獲得することに不満はない」
「そうなることで全員がハッピーになるかもしれない。我々のエンジンではなく、ルノーのエンジンだ。それに、強力なふたつのチームがカスタマーになることはいいことであり、ネガティブな要素はないと私は考える」
ザック・ブラウンは、今週にも来季エンジンに関する決断を下すかもしれないと示唆し、シンガポールGP前に事態が収拾するものと考えられている。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(AUTOSPORTweb)
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |