F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「フェラーリ2台のタイヤトラブルは完全に別物」ピレリF1、初期分析結果を発表

2017年7月17日

 F1イギリスGP決勝終盤にフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンに相次いでタイヤトラブルが発生したことについて、F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、初期分析の結果、ふたりに起きた問題の原因は異なるとの見解を発表した。


 レース終盤、2位を行くキミ・ライコネンの左フロントタイヤにトラブルが発生し、51周のレースの49周目に緊急ピットイン。すると直後に4位を走行中のベッテルの左フロントがパンク、50周目にタイヤ交換をしなければならなくなり、7位でフィニッシュする結果になった。タイトル争いのライバル、ルイス・ハミルトンは優勝、ベッテルが築いた20ポイントのリードはわずか1点に減ってしまった。


 ピレリは決勝終了直後の見解として、どちらのタイヤもほぼ終わりかけていたが、2台に起きた問題は全く別物であると述べた。ライコネンのタイヤにはダメージが生じていたがエアが抜けてはいなかった。一方、ベッテルのタイヤはパンクしていたと、ピレリは説明している。


 ベッテルはバルテリ・ボッタスとのバトルのなかで激しいロックアップをしていたが、これとトラブルが関係している可能性をピレリは否定していない。

2017年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のタイヤが決勝終盤にパンク
2017年F1第10戦イギリスGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のタイヤが決勝終盤にパンク

 ベッテルもライコネンも、突然の出来事だったと述べている。ピレリは引き続き詳しい調査を行い、トラブルの原因を探るということだ。


 ライコネンのタイヤトラブルを見たレッドブルは、予防的措置で49周目にマックス・フェルスタッペンのタイヤ交換を行った。


 レースを余裕を持ってリードしていたハミルトンは、ライバルたちのトラブルを見て、チームに自分のタイヤの状態についてレポートし続けていたという。


「小さなブリスターができて、それが大きくなり始めていると、彼から報告された。それがコース上のデブリによるものなのかどうか分からなかった」とメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフはSky Sportsに語っている。


「3台のマシンのタイヤに終盤にひどいブリスターができていたというのはおかしなことだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




レース

5/17(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/18(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/19(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP