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マクラーレン・ホンダ甘口コラム アゼルバイジャン編:トップは遠いが前進が見られたスペック3エンジン

2017年7月3日

 マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回はF1第8戦アゼルバイジャンGPを、ふたつの視点でジャッジ。
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 マクラーレン・ホンダにとって、アゼルバイジャンGPは、2ポイント以上の収穫があったグランプリとなった。それは、ホンダが投入したスペック3エンジンが実走行のデータでも、パワーが向上していることが確認できたからだ。長谷川祐介ホンダF1総責任者曰く、「バルセロナと同じくらいのレベルのアップデート。確実に良くなっている。コンマ2秒程度は向上している」という。

 残念だったのは、その新エンジンを予選とレースで使用できなかったことだ。理由は金曜日のフリー走行で新エンジンを搭載したフェルナンド・アロンソのマシンがギヤボックストラブルに見舞われたからだ。瞬間的にエンジンがオーバーレブしてしまったため、ホンダは大事をとって、土曜日以降の使用を見合わせ、アロンソ車にストフェル・バンドーンと同様スペック2を搭載した。

 結果的に今年のアゼルバイジャンGPは大荒れの展開となったため、スペック2でも中団でポジション争いができ、アロンソは9位入賞を果たした。なお、レース終盤、アロンソが「ノーパワー、ノーバッテリー」と無線で訴えていたが、エンジンにもERS系にも問題はなかった。むしろ、アロンソがカルロス・サインツJr.にオーバーテイクを許したときに、アロンソがタイムを失っていたのはセクター1だった。そのため、DRSゾーンに入られて、簡単にオーバーテイクを許したのではないかと考えられる。

 もうひとつ、アゼルバイジャンGPで得た明るい材料は、大事をとって温存したスペック3に明らかに問題がバクーで発見されなかったことだ。





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