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【あなたは何しに?】ハイテンションなインタビュアーは元GP2チャンピオン
2017年6月28日
F1シーズンを転戦していると普段見かけない人との出会いがある。そんな人に、「あなたは何しに、レースに来たのか?」を尋ねてみる特別企画。今回は元GP2チャンピオンのダビデ・バルセッキ。2012年の王者がF1のインタビュアーを務めるまでの経緯に迫る。
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今年から、予選直後にも観客のためのインタビューセレモニーが行われるようになった。前戦カナダGPでは、サーキット・ジル・ビルヌーブで最も大きなスタンドとなっている2コーナーで行われた。
そのとき、ポールポジション獲得回数であこがれのアイルトン・セナが持つ65回の記録に並んだハミルトンに、セナの家族からの贈り物として、クリアケースに入れられたセナのヘルメットが手渡された。
アゼルバイジャンGPの予選でもハミルトンはポールポジションを獲得。これでポールポジション獲得回数でセナを超えて単独2位となった。車検室の出口で行なわれたトップ3のドライバーたちのインタビューセレモニーで、ハミルトンは喜びを爆発させた。
しかし、そのハミルトンにも負けないほどハイテンションだったのが、インタビュアーだった。ちょっと巻き舌でまるで酔っ払いのおじさん(失礼!!)のようにハミルトンにインタビューをしていたこの人はいったい誰?と思った方もいたのではないだろうか。じつはこの方、2012年のGP2シリーズのチャンピオンのダビデ・バルセッキなのである。英語がちょっと巻き舌なのは、彼がイタリア人だからで、明るいノリは彼の天然な性格によるところが大きい。
今年からスタートしたから自動車番組とバラエティ番組の「トップ・ギア・イタリア」にも出演しており、イタリアではモータースポーツファンだけでなく、お茶の間の人気者となっている。
ところで、なぜ元GP2王者がインタビューセレモニーに来たのか。じつはGP2のタイトルを獲得した後、ロータスのリサーブドライバーを務めていたバルセッキは、同時にスカイ・スポーツ・イタリアでピットレポーターも務めていた。
その経験から、その後、F1と同様GP2シリーズもポディウムセレモニーでインタビューを開始すると、GP2に詳しいバルセッキがそのインタビュアーを務めることとなった。
このポディウムセレモニーや予選後のセレモニーでのインタビュアーは国際映像を統括しているFOMが決定するのだが、アゼルバイジャンGPの予選セレモニーでその大役に抜擢されたのが、バルセッキだった。
「昨日(金曜日)の夜にFOMから打診があったんだ。F1のセレモニーは初めてだけど、F1ドライバーの多くはGP2時代から知っている仲間だし、いつもパドックで話をしているから、特別なことは何もないよ」と、初めてのF1のセレモニーの印象を語ったバルセッキ。
さっそく、翌日(日曜日)のF2のポディウムセレモニーにも登場し、ハイテンションなインタビューをトップ3ドライバーと繰り広げていた。
ちなみにバルセッキはF1ドライバーになる夢はあきらめたが、レースはまだ続けている。
「オートクロス(自動車競技の一種。モトクロスの四輪車版で、いわば自動車によるクロスカントリーレース)をやっているんだ。今度オートクロスのヨーロッパ選手権に出るよ」
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |