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2017年6月11日
期待されていたホンダのアップグレード・エンジンの投入は、今回のカナダGPでは見送られた。ただし、「延期」されたわけではない。というのも、そもそもホンダはカナダGPに新しいエンジンを投入すると語ったこともなければ、約束もしていないからだ。
長谷川祐介総ホンダF1責任者が常々語っていたのは、「準備ができ次第、投入する」ということだけである。したがって、「なぜ、カナダGPへの新エンジンの投入を延期したのか?」という海外メディアの問いに、長谷川総責任者は「延期したわけではなく、準備が整わなかった」と答えるしかなかった。
ただし、パートナーであるマクラーレンからの批判については、「当然のこと」だと長谷川総責任者は受け入れている。
「カナダGPはパワーサーキットのひとつなので、『カナダにアップグレード・エンジンが入れられたらいいね』という話は常にチームとしています。だから、カナダに入れられなかったことに対して、チームとドライバーが落胆するのは当然だと思います」
にもかかわらず、マクラーレン・ホンダは初日フェルナンド・アロンソが7番手。土曜日の予選でも12番手と心配していたほど、悪い成績ではなかった。
その理由は2つ考えられる。ひとつはカナダGPが行われるジル・ビルヌーブ・サーキットのレイアウトだ。は確かにパワーサーキットではあるが、タイムに影響するのはシケインの通過スピード。いかにスピードを乗せて通り抜けられるかが勝負となるからだ。
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※モナコGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
※モナコGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |