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F1復帰のバトンがPUエレメント交換で15グリッド降格へ。「ひどい出来事」とマクラーレンが意気消沈

2017年5月27日

 ジェンソン・バトンがモナコGPでパワーユニットのエレメント交換により、15グリッド降格のペナルティを受ける見込みであることが分かった。


 英AUTOSPORTによると、ホンダは木曜のプラクティス後、バトンのMGU-Hに問題を発見、MGU-Hとターボチャージャーの交換が必要になったと、土曜朝に明かしたということだ。


 ふたつともが今季5基目にあたり、シーズン4基までという制限を超えるため、交換すると降格ペナルティを受けることになる。


 フェルナンド・アロンソの代役として走るバトンにとって、モナコは今季初出場のレースではあるが、パワーユニットの使用基数はマシンごとに計算される。15グリッド降格となれば、バトンが最後尾グリッドからのスタートを強いられる可能性が高くなる。


「ジェンソンにとってもマクラーレンにとっても、ひどい出来事だ」とレーシングディレクターのエリック・ブーリエが述べたとFormula1.comが伝えた。
「全く予想外のことだった。ただ、ここはモナコだ。やれるだけのことをやるつもりだ」
  
 チームメイトのストフェル・バンドーンについては、木曜、あるいは土曜を前に内燃エンジン(ICE)、MGU-K、MGU-H、ターボチャージャーが交換されたが、これらはマイレージを管理する上での予定された交換だったということだ。MGU-Kは3基目の新品だが、他のエレメントはユーズドのものであるため、ペナルティは科されない。ただ、バンドーンは前戦のフェリペ・マッサとのクラッシュにより、3位グリッドダウンされることが決まっている。  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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