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ハミルトン、今季のメルセデスF1マシンの難しさを認める。「暴れ馬のようだが嫌いではない」

2017年5月25日

 ルイス・ハミルトンは、メルセデスF1マシンのドライビングが難しく、マシンのスイートスポットを探るのは自身と担当エンジニアたちの双方にとって大変な仕事だと認めている。


 ハミルトンは今シーズン開幕からの5戦のうち2戦で優勝しているものの、ドライバーズ選手権トップに立つフェラーリのセバスチャン・ベッテルに、プレッシャーをかけられている。 


 メルセデスはターボハイブリッド時代が始まった最初の3シーズンは、圧倒的な強さを誇っていた。しかしハミルトンはメルセデスの2017年型マシン『W08』からスピードを引き出すには、多大なる努力が必要だと言う。


「マシンのドライビングが難しいのは嫌いじゃない。暴れる牛や馬の背中に飛び乗って、手なずけようとしているみたいな感じだ。マシンに乗るのが楽ではなく、難しいときの感触は、それと似ている」


「過去には快適で、とても簡単に乗りこなせて、セットアップも容易なマシンもあった。こういった挑戦があるのは好ましいことだよ。僕や担当エンジニアたちを、ぎりぎりまで追い詰めてくる」


「何かしらの決断を下すときや方向性を定めるときは、これまで以上に注意を払って行わなければならない。それにマシンのバランスを取るのにも、多くの仕事が必要になる」


「タイヤや自分たちの持つのツールを理解すればするほど改善できて、ドライビングも確実に楽になるんだ」


 メルセデスが2017年型マシンのバランスを懸命に見極めようとしている一方で、フェラーリは『SF70H』がいかなる状況でも速さを発揮できることを理解している。


 しかしハミルトンがメルセデスのマシンを野生の馬に例えているのに対し、今シーズン2度の優勝を経験しているベッテルは、マシン特性が昨年とは異なることを重要視してはいない。


「よくわからないけど、僕は彼のマシンをうまく例える言葉を見つけられない。僕たちは良いマシンを持っていると思うよ。マシンの操作性にも満足しているし、当然いつでも最善を尽くしている」


「どんなかたちでまとめ上げようと、速さがあれば大して重要ではない。最終的な結果こそが大切で、それが僕らがここにいる理由だ」


「簡単なときもあれば難しく感じるときもあるかもしれないが、好調で良いラップが走れたり、レース中に何周にもわたって良い走りができたりすれば、どんなときだって楽しい」


「今季は他のマシンに乗っていないし、その予定もないから、いまのマシンで満足だよ。でも改善したいとは思っている。今の状態には不満がある。次のレースまでに確実に向上させたいね」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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