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ピレリ、「硬すぎる」と不評のハードタイヤはF1日本GPまで投入しない考え

2017年5月16日

 ピレリは、10月に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPよりも前には、ハードコンパウンドのタイヤを使用しない考えであることを認めた。


 スペインGPでは今シーズン初めてハードタイヤが投入されたが、金曜日のFP1でインストレーションラップに使用されたのみにとどまり、その後、各チームはミディアムおよびソフトコンパウンドに集中していた。


 ピレリは7月のイギリスGPにもハードタイヤを持ち込む予定だったが、最終的な決定はスペインGPでのデータを評価した後に下すとして延期したことから、計画を変更すると見られている。ピレリのレーシングマネージャーを務めるマリオ・イソラは、次のように語っている。


「もともとの期限はバルセロナでのレース前、先週木曜日(5月11日)だった。しかしチームにバルセロナでのパフォーマンスのデータをより多く提供するため、決定をスペインGP後に延期した」


「FIAの同意を得られたものを提案をするというのが通常のやり方だ。当然のことながら、内部でミーティングを行ってから決定している」


 ハードタイヤは過去にマレーシアGP、日本GP、ブラジルGPで使用されてきたが、鈴鹿よりも前に開催されるセパンでは不要だということになる。最終的な決定は、シーズン後半に下される。


「鈴鹿ではハードタイヤを使う予定だ。その他の摩耗の大きいサーキットはセパンだが、昨年は路面が新しくなり、摩耗は少なかった」とイソラは話す。


 スペインGPではプレシーズンテストで良いパフォーマンスを発揮していたスーパーソフトは投入されず、ピレリはより攻められるタイヤを選択しなかったことについて、調査を受けている。


 セルジオ・ペレスはハードタイヤは「撮影用にしかならない」と話しており、他数名のドライバーも今回のタイヤ選択を批判している。しかしイソラは、スーパーソフトでは攻撃的すぎると語った。


「(プレシーズンテストの)コンディションと負荷であれば、(スーパーソフト)でも問題はなかっただろう。負荷についてはプレシーズンデストでのデータから推定したが、気温が異なる」


「ここではもっと気温が高くなることもあったので、それを考慮に入れなければならなかった。もっと柔らかいタイヤを、という意見に同意できなかったのは、そのためだ。正直に言えば攻撃的すぎる。そんなタイヤを使用することを、チームに義務付けたくはなかったのだ」



(Translation:Akane Kofuji)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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