最新記事
- 【F1第5戦中国GP週末の要点】雨を味方につけ...
- 【タイム結果】2024年F1第5戦中国GPスプリン...
- F1、フォーミュラE、ヒストリック。2024年モ...
- F1中国GP FP1:唯一のフリー走行はストロール...
- 【タイム結果】2024年F1第5戦中国GPフリー走...
- 5年ぶりのF1中国GPで、ドライバーたちが路面...
- 複数のチームから関心が向く角田には「ベスト...
- レッドブルF1のエイドリアン・ニューウェイに...
- 鈴鹿を走り込んだ岩佐に期待したRB。FP1デビ...
- グランプリのうわさ話:F1にも導入が計画され...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第3回】...
- レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か...
マクラーレン・ホンダ甘口コラム スペイン編:PUの大きなステップアップで戦える態勢に
2017年5月22日
マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回は第5戦スペインGPを、ふたつの視点でジャッジ。
--------------------------
ホンダにとって、F1スペインGPはさまざまな収穫を得たグランプリだった。
ひとつはパワーユニットをアップデートしたことだ。ホンダはすでに複数のエンジンを投入しているため、スペインGPでの改良はエンジン本体ではなく、これまで使用してきたエンジンはそのままに、吸気系とイグニッションに改良されたものを採用してきた。
吸気系の改良は昨年のイギリスGPでも行なっており、このときはスペック1からスペック2に呼称を変更するほどの改良だった。今回のアップデートもホンダが「スペック2」と呼んでいることを考えれば、開発スピードは昨年よりも早くなっていることがわかる。
しかも、今回の吸気系とイグニッションの改良は「昨年のスペック2よりも大きなステップアップ」(長谷川ホンダF1総責任者)だという。ただし、長谷川総責任者は「今年のステップ1が想定していたよりも性能が高くなかったことから、まだまだライバルとの差が大きく、胸を張るまでには至っていない」と満足はしていない。
このステップアップによって、ホンダのエンジンは出力が上がったが、特に低回転時のパワーを改善され、スムーズにパワーが出るようになった。「これまではNE(エンジン回転数)が9000回転ぐらいになると急激に出力が落ちていて、出力の谷が大きかったので、そこを持ち上げよう」という期待通りの結果を得られた。
また、これに合わせてエンジンのマッピングを調整した結果、テスト時から悩まされていたオシレーション(共振)も改善された。長谷川総責任者によれば、「オシレーションの問題は、データ上、良くなっていることを確認していますし、少なくともストフェルは『まったく問題なかった』と語っていた」という。
関連ニュース
1位 | マックス・フェルスタッペン | 77 |
2位 | セルジオ・ペレス | 64 |
3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
4位 | カルロス・サインツ | 55 |
5位 | ランド・ノリス | 37 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 32 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 24 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 24 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 141 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 120 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 69 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 34 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 33 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |