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F1冬季テスト開催地問題:バーレーン反対派、「シーズン中開催」の妥協案を提示
2016年10月17日
レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、大きな論争となっているプレシーズンテストのバーレーン開催について、来年のグランプリ後に行うことを提案した。
F1チームは現在、2017年シーズンに先だって行われるプレシーズンテストの実施場所をバルセロナにするかバーレーンにするかで対立している。
ピレリは、涼しい環境で表面化しにくい様々な問題の洗い出しには、バーレーンの暑い気候が必要だと主張している。
そうした中でホーナーが妥協案を示した。
「シーズン初めの4レースでいえば、メルボルンはかなり気温が低いだろうし、中国も当然寒い。バーレーンは夜のレースで、ロシアも比較的涼しくなるだろう」
「そう考えると、シーズン中にバルセロナでテストするよりは、バーレーンのレース(4月16日)の後、装備やスタッフがサーキットに残って行うのがより賢明な策だろう」
ウイリアムズのチーフテクニカルオフィサー、パット・シモンズによれば、チームは「シーズン前に中東に行くことには絶対反対」だが、彼自身の考えではホーナーの提言は「とても理にかなっている」という。
「バーレーンは(テストに関して)最高のコースとまでは言えないが、そこで(レース後にテストを)行うことは問題ない」とシモンズは語った。
「費用もかからないし、最初の数レースでは定められたタイヤを使うからね」
「オーストラリアはミディアム、ソフト、スーパーソフトだ。もしピレリがハード、ミディアム、ソフトにしたければそれでも構わない。全チームが同じ条件なのだから」
「問題は、プレシーズンテストを(バーレーンで)行うと40万ポンド(約5000万円)の追加費用がかかることだ。メルセデスやフェラーリにとっては大した額でなくても、我々にとっては莫大な支出となる」
ホーナーは、ピレリがバーレーンテストのプレシーズン実施にこだわるならば、彼らが相当な費用を負担をすべきだと主張する。
「実際、とても単純なシナリオだ。ピレリが自分たちのために我々に暑い気候のバーレーンでのテストをさせたいなら、彼らが費用を負担すべきだ」と付け加えた。
「それでなくても我々は(タイヤ開発テスト用の)車両を作って、今走らせている」
「各チームにかかる費用は、ロジスティクスに応じて30万から75万ポンド(約3800万円から9500万円)となる。バルセロナで3月にテストすることに何の問題もないのに、こうした費用をチームに負担させるのはフェアではない」
一方、F1で毎シーズン7000万ポンド(約89億円)という多額の支出を行っているピレリは、F1にすでに大きな貢献をしているとして、この追加費用を支払う必要はないと考えている。
ホーナーは「では『バーニー(・エクレストン)が払うのか?』と問えば、答えは明白だ。つまり、我々は皆バルセロナに行く、ということだ」と語った。
(AUTOSPORTweb)
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |