F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

【F速プレミアム】Q&A:マクラーレンへのホンダパワーユニット独占供給。開発のメリット・デメリットは?

2016.10.16

 ホンダはマクラーレン以外のチームにもパワーユニットを供給すべきか。F1で最速のクルマと最遅のクルマとでは、実際どのくらいの違いがあるのか。ファンからの様々な質問に、ジョーダン・グランプリでテクニカルディレクターを務めたゲイリー・アンダーソンが答える。

Q:ホンダが他のチームにもパワーユニットを供給する可能性について取り沙汰されています。復帰にあたって、マクラーレンへの独占供給としたのは間違いだったのでしょうか? 最初から2チームあるいは3チームに供給していれば、もっと進歩が速かった可能性はありますか?

XPB Images


A:初期段階では、供給先を1チームだけに絞ることにも一定のメリットはあるだろう。だが、新しい環境にある程度まで順応し、各方面に適切な人材を確保して、サプライチェーンやサービスがどうあるべきかを理解できた後なら、話は違ってくる。供給先を2チームに増やせば、単純にそれだけインプットが増えるし、より重要なこととして、チームごとに違う観点からの意見が得られるからだ。

 2016年シーズンに向けて「ギャンブル」をしようというチームがあれば、ホンダも複数チームへの供給を望んだはずだと思う。だが、それはマクラーレンに拒否された。

 基本的に同じエンジンを使うザウバーとハース、あるいはウイリアムズ、フォース・インディア、マノーのパフォーマンスの違いを見ればわかるように、マニュファクチャラー側から言えば、供給先が1チームだけであることが大きなギャンブルになる。比較の対象を持たず、ひとつのチームのシャシー性能に左右される状況では、パワーユニットの本当の実力を見定めるのが難しくなるからだ。

Q:最近は「世界を一変させる次世代テクノロジー」の話を毎日のように耳にしますが、F1ではあまりそういったことが話題に上りません。今後5年から10年の間に、F1に大きな影響を及ぼしそうなテクノロジー、アイデア、素材、アプローチといったものはありますか? あるいは、レギュレーションの縛りによって、そうした技術革新は起きなくなっているのでしょうか?

XPB Images


A:将来のどこかの段階で、そういった何かが登場するだろうとは思っている。だが、ひとまず私たちは、これほどの短期間で現在のハイブリッド・パワーユニットを開発してきた、エンジンマニュファクチャラーたちの仕事を誇りに思うべきではなかろうか。


※こちらの記事はプレミアム会員専用のコンテンツとなります。
一般+プレミアム会員一括登録

会員登録ページへ
※プレミアム会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。



レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
4/20(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/21(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※中国GP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン110
2位セルジオ・ペレス85
3位シャルル・ルクレール76
4位カルロス・サインツ69
5位ランド・ノリス58
6位オスカー・ピアストリ38
7位ジョージ・ラッセル33
8位フェルナンド・アロンソ31
9位ルイス・ハミルトン19
10位ランス・ストロール9

チームランキング

※中国GP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング195
2位スクーデリア・フェラーリ151
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム96
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム52
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム40
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム7
7位マネーグラム・ハースF1チーム5
8位ウイリアムズ・レーシング0
9位BWTアルピーヌF1チーム0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第5戦中国GP 4/21
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.3 第2戦サウジアラビアGP&第3戦オーストラリアGP