ホンダF1甘口コラム 第4戦アゼルバイジャンGP編:昨年までのノウハウと2チームの協力によって投入できたスペック2エンジン
2019年5月6日
こうした見えない地道な努力によって、ホンダが投入したスペック2のエンジンは、4台ともその性能を発揮していた。その結果、アゼルバイジャンGPでは4台中2台がリタイアしたものの、レッドブルはフェラーリとのギャップを確実に詰めることに成功した。
「日曜日のレースでわれわれはフェラーリよりも速かった。ピエール(・ガスリー)のペースは(シャルル・)ルクレールと同等だったし、マックスは序盤に(セルジオ・)ペレスの後ろでタイムを失っていなければ、第2スティントでセバスチャン(・ベッテル)にもっと早く迫っていただろう」(クリスチャン・ホーナー代表)
トロロッソも日曜日の突然の失速がなければ、ポイント獲得は十分に可能だった。
「僕たちは予選で非常にコンペティティブだったのに、レースで突然ペースを失った。何があったのか、調査しなければならない」(ダニール・クビアト/中盤10番手を走行)
昨年までのホンダは、パワー感度が大きいサーキットでは好結果が望めない状況にあったが、今年のバクー・シティ・サーキットでのパフォーマンスを見る限り、大きなハンディにはなっていなかった。
今回のスペック2投入は、単にエンジンの性能向上を果たしただけでなく、ホンダがF1でトップを争うための階段をまた一段駆け上がっていることを確認できた忘れられない一戦となった。
(Masahiro Owari)
7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
7/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※イギリスGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

※イギリスGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

