トロロッソ・ホンダ甘口コラム アゼルバイジャンGP編:中国GPよりも調子は上向き。自信に繋がる1点を獲得
2018年5月7日
ハートレーが挙げた得点は、わずか1点だが、中団グループで接近したコンストラクターズ選手権争いをしているトロロッソ・ホンダにとって、重要な1点だ。
また前戦中国GPに続いて、アゼルバイジャンGPでもチームメイトと絡んでしまったハートレーにとっては、このポイント獲得によって、肩の荷が下りる1点であったに違いない。
「ハートレーは予選でアクシデントがあったり、上海でもチームメイトと絡んでいたのですが、荒れた展開となった今日のレースではアクシデントに巻き込まれることなく、走りきって獲得した1点だったので、良かった。この先も、この調子で確実なレースを続けてもらいたいです」と田辺豊治F1テクニカルディレクターは語った。
チームメートのガスリーもペースが良かったので、レース後半の再スタートの際に、ケビン・マグヌッセンに幅寄せされていなければ、いいレースになっていたはず。
つまり、アゼルバイジャンGPでのトロロッソ・ホンダは、前戦中国GPよりも明らかに上向きの状態だった。
もちろん、トロロッソ・ホンダのスタッフの志はもっと高いのだろうが、F1ではどんな階段も1段ずつしか登ることができない。アゼルバイジャンGPではたった1段しか上がることができなかったが、1段でも上がったという事実が、いまのトロロッソ・ホンダにとっては重要であり、自信につながる1点となったのではないだろうか。
(Masahiro Owari)
※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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