マクラーレン・ホンダ密着:「2017年のベストレースの一つ」3年間の集大成となったアロンソの9位入賞
2017年11月27日
前日の予選でQ3進出を逃した2人のドライバーは、口々に「魔法の予選モードがない」と語っていたが、アロンソを入賞圏内に突入させたのは、ホンダの予選モードだった。
その後は燃費が厳しいヤス・マリーナ・サーキットでのレースで、後続とのギャップを保ちつつ、燃費をコントロールするという頭脳的な走りを披露して、9位でフィニッシュ。マクラーレン・ホンダの最後のレースに花を添えた。
「少なくとも2台そろって完走。その上でポイントを獲得したかったので、現在のわれわれの実力は出せたと思います。もちろん、ここが本来われわれが目標にしていたポジションではありませんが、今シーズンのベストレースのひとつと言っていいでしょう」(長谷川祐介ホンダF1総責任者)
ホンダとの3年間を振り返り、マクラーレンのザック・ブラウン(エグゼクティブディレクター/マクラーレン・テクノロジー・グループ)はこうコメントした。
「非常に難しい状況が続いたが、それでも彼らはいまも、われわれにとって大事な友人だ。いつか将来、再び手を組む日が来ることがないとは言わない」
そして、長谷川総責任者もマクラーレンへ感謝の言葉を贈った。
「いかなる場面でも諦めることなく、最高のパフォーマンスを見せてくれたチームスタッフと2人のドライバーに感謝したい」
マクラーレン・ホンダの3年間は、入賞31回。最高位5位という成績で幕を下ろした。
(Masahiro Owari)
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※中国GP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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