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マクラーレン・ホンダ密着:2台そろってのQ1落ちは、スペック3を使えない今の実力

2017年6月25日

 FIAから出されたリリースだけを見ると、アゼルバイジャンGPでホンダのパワーユニットは壊れまくっているような印象を受けるが、実際にトラブルが起きたPUはアロンソのICEの1基だけで、それもエンジンそのものに壊れた原因があったわけではない。

 さらに予選で2台そろってQ1落ちしたのも、パワーユニットの性能が足りなかっただけでなく、渋滞に引っかかってしまったことが大きかったと長谷川祐介ホンダF1総責任者は説明した。

「スペック3だったら、もちろんQ2に行けたと思いますが、今日のエンジン(スペック2)でもQ1落ちはなかったと思います。とにかくトラフィックがひどかった。もちろん、トラフィックはわれわれだけにあったわけではないので、これも実力です。メルセデスやフェラーリも渋滞があったと思いますが、それでもクリアできるほど、ラップタイムに余裕があったということです。ただし、われわれもクリアラップさえ取れていれば、少なくともザウバーに負けることはなかったでしょう」

 マクラーレン・ホンダが2台そろってQ1落ちに終わったのは、2015年のブラジルGP以来2シーズンぶり。このときの予選順位はアロンソが17位でバトンは20位だった。

 その日、2人は予選後、無人の表彰台に上がって記念撮影していたものである。だが、今回はアロンソが16位でバンドーンは19位と似たようなポジションだが、そのような振る舞いは行わなかった。それは実力を出し切った末の結果ではないからだったと思いたい。

(Text : Masahiro Owari)





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