マクラーレン・ホンダ密着:トップ10に入る速さを見せながら、PUパーツを交換する苦渋の決断
2017年5月28日
「変えようかどうしようか迷いましたが、MGU-Hは約10万回転で回る部品なので、ちょっとでも問題があれば、すぐに壊れてしまうんです」
長谷川ホンダF1総責任者は現場責任者である中村聡チーフエンジニアとHRD Sakuraのスタッフと協議。最終的にトラブルが連発したバーレーンGPのことも考えて、ターボとMGU-Hをそれぞれ5基目を投入するという苦渋の決断を下した。
「ジェンソンには申し訳ないことをした」と謝罪する長谷川総責任者。しかし、もし交換していなかったことで、トラブルがレースで発生していたら、そのほうが問題である。
もちろん、不具合が出るような信頼性しか確立できていないホンダのMGU-Hが根本的な問題であることは否定しない。
だが、今回の交換はバーレーンGPのように、セッション中にクルマを止めてしまうような問題が出てから交換したのではなく、問題が出る兆候を察知し、事前に交換したという点でバーレーンGPとは対応が異なる。
トップ10以上のスピードがありながら、最後尾からスタートすることになったバトン。しかし、レースは土曜日ではなく、日曜日。モナコGPのセーフティーカー導入の確率は80%。あきらめるのは、まだ早い。
(Text : Masahiro Owari)
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2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
※中国GP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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