最新記事
- 角田裕毅10位「ホームでの入賞は嬉しいが、ス...
- 【F1第7戦決勝の要点】3位が精一杯も確実な進...
- フェルスタッペンが0.7秒差の接戦を制する。...
- 【正式結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマー...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選ト...
- 2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選ト...
- RBのホームレースで2台揃ってQ3進出「今週末...
- レッドブル&HRC密着:初日から改善を実感も...
- 【角田裕毅F1第7戦展望】満足なアタック練習...
- 予選2番手のピアストリにペナルティ。マグヌ...
- 【F1第7戦予選の要点】メルセデス復活の日は...
- フェルスタッペンが通算39回目のPP。マクラー...
元F1王者バトン、カタールでは高い横Gもドライバーに影響したと指摘「健康を損なう状況で競争させてはならない」
2023年10月17日
元F1チャンピオンのジェンソン・バトンによると、F1第18戦カタールGPが行われたロサイル・インターナショナル・サーキットでドライバーの体力が削られた最大の要因は、長時間に渡ってドライバーの身体に掛かり続けた高いGフォースにあるという。
レースは極めて高温多湿の環境下で行われ、終了後に数人のドライバーが昏倒しそうになった。ウイリアムズのローガン・サージェントは残り17周というところで熱中症によりリタイアを余儀なくされ、またアルピーヌのエステバン・オコンはレース中にヘルメットの中で嘔吐してしまった。
ドライバーが苦痛を味わったことで、FIAは今後のレースにおいて過酷な環境の影響を和らげ、ドライバーの耐久力を高めるために何ができるか、対策の検討に入った。 しかしバトンは、過酷な環境はもちろんドライバーに負担を強いたが、状況を悪化させた最も大きな要因はコースの高いGフォースにあるとみている。
「彼らはトップアスリートではあるが、健康を損なったり危険に直面したりする状況で競争させてはならない」とバトンは先週末、ロード・アトランタで開催されたプチ・ル・マンのイベントで語った。
「僕自身は暑さはそれほど感じなかったが、カタールで大きな問題となるのが、コースを走行中ずっと高いGがかかり続けるということだ。高温ということならば、過去にも高温下で行われたレースはたくさんあった」
「だが最も大きな問題は、ドライバーの身体にあまりにも長時間、高い横Gがかかるために、呼吸ができなくなることだ。血液中に酸素を取り込めなくなる。それが最大の問題だ」
バトンは、過酷な環境にどう対処するべきか、ドライバーが取れる方策は現状では限られていることを認めた。その上で、もしドライバーが声をあげなければ、状況は改善されないだろうと付け加えた。
「インディカーのコクピットはどちらかというと閉じており、内部が暑いのは間違いない。またパワーステアリングがないことも知っている。インディカーも過酷な環境であることは確かだ。しかしインディカーにはF1マシンのようなGは(ロードコースでは)かからない」
「オースティンでNASCARに参戦した時は、レース中に止まってしまいそうになった。『もう走れない』とチームに伝えた。とにかく暑すぎた。だからマシンの種類によって、熱の問題というのはさまざまだ」
「ドライバーが声をあげないかぎり、状況は改善しない。F1のマレーシアGPで走ったときのことだが、ウォーターボトルが壊れてしまい、大いに苦戦した。身体が震え始め、目がかすんでくる。そうなると危険だ。だから僕は最悪の状況というものを経験したことがある」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
5/19(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |