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王者ハミルトンが今季10度目のポール獲得。レッドブル・ホンダが2列目に並ぶ【予選レポート/F1第15戦】
2020年11月29日
11月28日現地時間午後5時、第15戦バーレーンGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。
空は依然として厚い雲に覆われ、気温は26度と高いが路面温度は28度。セッション中の降水確率は20%というなかでの予選開始となった。
FP3までの走行ではソフトとミディアムの差がほとんどないか、マシンによってはミディアムの方が速いという状況であり、決勝でもソフトタイヤはデグラデーションが大きく使いづらいことが分かっているなかでの予選。
Q1ではジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が先陣を切ってコースインしたがタイムを記録せずピットに戻る。各車がまだピットで待機し様子を窺っているなか、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がこれに続いてコースインしてソフトタイヤでアタック。FP3よりも0.5秒遅い1分28秒885を記録する。
残り11分となったところで各車が一斉にコースインし、コース上は渋滞。ランス・ストロール(レーシングポイント)だけがミディアムを履き、それ以外は全車がソフトを履く。フェルスタッペンはピットスルーを経てそのままステイアウトして各車のタイム推移を見守るが、計測2周目はタイヤが終わっていてアタックを断念する。
ハミルトンが1分27秒343、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分28秒767でフェルスタッペンを上回り、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が4番手、カルロス・サインツJr.が5番手につける。ミディアムタイヤのストロールは14番手、トラフィックに引っかかったシャルル・ルクレール(フェラーリ)が15番手とQ1脱落圏間近となる。
残り3分で8番手アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)以下の全車が2回目のコースイン。ここでは全車が新品のソフトを履き、メルセデスAMG勢やセルジオ・ペレス(レーシングポイント)など上位勢は中古のソフトで再びコースインして路面のタイム向上に備える。
ここで各車が1秒近くタイムを向上させるが、16番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、17番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、18番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、19番手ロマン・グロージャン(ハース)、20番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がQ1敗退。ラッセルは14番手、タイムアタックに失敗したランド・ノリス(マクラーレン)は15番手で辛くもQ1を通過した。
Q2では決勝のスタートタイヤを見据えてほぼすべてのマシンがミディアムでコースインし、アルファタウリの2台だけがソフトタイヤでコースインする。
各車がアタックするなか、サインツJr.がターン1のブレーキングでリヤがロックアップしスピンしてストップ。誰もタイムを記録しないまま残り9分10秒の時点で赤旗提示となる。
8分の中断を挟んでセッションは午後5時38分に再開。ここでも各車は再び新品のミディアムを投入してコースインしていく。タイヤの残っていないフェラーリ勢、ルノー勢、アルファタウリ勢、ストロールはピットで待機し、残り4分を切ったところでコースインしていく。ラッセルだけが中古のソフトを履き、ストロールは中古のミディアム。アルファタウリ勢も今度はミディアムをチョイスし、決勝でソフトを履きたくないという意図がありありと伝わってくる。
ここでハミルトンが1分27秒586でトップに立ち、フェルスタッペンは0.439秒差の2番手、ボッタスが僅差で3番手、ダニエル・リカルド(ルノー)が4番手に飛び込み、FP2と同じように最終コーナー出口でワイドになったアルボンは0.163秒差の5番手となる。
ターン6などいくつか小さなミスがあったというベッテルは11番手、ルクレールが12番手、ストロールは13番手、ラッセルが14番手、サインツJr.が15番手でQ2敗退。アルファタウリ勢は2台揃ってQ3進出を果たした。
Q3は各車がソフトタイヤでアタックに臨み、1回目のランではメルセデスAMG勢とフェルスタッペン、エステバン・オコン(ルノー)、ガスリー、ペレスだけが新品のソフトで、それ以外の5台は中古のソフトを使う。
ここでもハミルトンが1分27秒677でトップに立ち、フェルスタッペンが0.146秒差の2番手、ボッタスが0.244秒差の3番手、ペレスが0.793秒差で4番手につけた。
残り4分でメルセデスAMG勢が先頭でガレージアウト。アルファタウリ勢もここに割って入る。全車とも新品のソフトタイヤで最後のアタックへと臨んだ。
ここでもハミルトンは1分27秒264を記録して他車を寄せ付けず、ポールポジションを獲得。ボッタスは0.289秒差で2番手、フェルスタッペンは0.414秒差の3番手、アルボンは1.010秒差で4番手、以下は10番手まで0.3秒の僅差で5番手ペレス、6番手リカルド、7番手オコン、8番手ガスリー、9番手ノリス、10番手クビアトという予選結果となった。
(Mineoki Yoneya)
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1位 | ルイス・ハミルトン | 347 |
2位 | バルテリ・ボッタス | 223 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 214 |
4位 | セルジオ・ペレス | 125 |
5位 | ダニエル・リカルド | 119 |
6位 | カルロス・サインツJr. | 105 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 105 |
8位 | シャルル・ルクレール | 98 |
9位 | ランド・ノリス | 97 |
10位 | ピエール・ガスリー | 75 |

1位 | メルセデス | 573 |
2位 | レッドブル・ホンダ | 319 |
3位 | マクラーレン | 202 |
4位 | レーシングポイント | 195 |
5位 | ルノー | 181 |
6位 | フェラーリ | 131 |
7位 | アルファタウリ・ホンダ | 107 |
8位 | アルファロメオ | 8 |
9位 | ハース | 3 |
10位 | ウイリアムズ | 0 |

