最新記事
- 時間との戦いの中でシャシーを修理するウイリ...
- ホンダ、2026年F1参戦に向けた新たなパワーユ...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第3戦】...
- マクラーレン代表、2位を失ったのは戦略が原...
- フェラーリF1は予選もレースペースも改善「マ...
- アストンマーティン、アロンソの20秒ペナルテ...
- リカルド、ポジティブな姿勢を崩さず「自分と...
- 実力を発揮できなかったレッドブルと“強み”を...
- 2025年のラインアップを決めるのに時間をかけ...
- 「フェラーリとマクラーレンは一歩先を進んで...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
- 2024年F1第3戦オーストラリアGP決勝トップ10...
フェルスタッペンが自身2度目のポールポジション獲得!ホンダPU勢は3台がQ3進出/F1ブラジルGP予選
2019年11月17日
11月16日現地時間午後3時、F1第20戦ブラジルGPの予選が行なわれレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。
暑くなると予想されていた土曜日のサンパウロだが、フリー走行3回目はまだ雲も多くそれほど温度は上がらず。それでも午後になると陽射しは強くなり、予選は気温20度、路面温度35度という金曜よりも10度以上高いコンディションで行なわれることとなった。ただし事前に予想されていたほどの猛暑ではない。
Q1から各車がソフトタイヤでコースイン。先頭でコースインしたロバート・クビサ(ウイリアムズ)はここで投入した今季2基目のESSとCEの確認走行で、そのままタイムを記録することなくピットに戻った。上位勢では5分を過ぎたところでフェラーリ勢が最初にコースイン。セバスチャン・ベッテルが1分8秒556を記録しシャルル・ルクレールも0.036秒差で続いた。
これに対してアルボンが1分8秒503で上回り、フェルスタッペンはさらに1分8秒242を記録してアルボン0.261秒差をつける。メルセデスAMG勢はタイヤのオーバーヒート症状に苦しんでフェラーリ勢のタイムにも届かず、トップはフェルスタッペン、2番手アルボンとレッドブル勢が1-2。しかしルクレールが周回を続けてタイムを短縮して2番手に上がり、3番手アルボン、4番手ベッテル、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、6番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)という上位勢。
中団グループ最上位は7番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、8番手ランド・ノリス(マクラーレン)となった。カルロス・サインツJr.(マクラーレン)は最終コーナーの立ち上がりで加速を失ってピットに戻り、ノータイムのまま最下位で予選を終えた。
残り3分で上位勢以外は2回目のアタックを行ない、ここにフェラーリ勢も新品ソフトを履いて加わる。
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9番手でQ1通過を決めたのに対し、ターン6〜7でやや姿勢を乱してターン8でロックさせてしまったダニール・クビアトは、連続でアタックを試みるがターン12でスライドしてしまい、充分なタイムを記録することはできず0.032秒差の16番手でQ1敗退となってしまった。17番手にランス・ストロール(レーシングポイント)、18番手・19番手がウイリアムズ勢、そしてサインツがQ1敗退となった。
Q2では各車がガレージで待機する中、2分半を経過したところでようやくメルセデスAMG勢が先頭でコースイン。各車ともソフトタイヤでアタックするが、10グリッド降格が決まっているルクレールは決勝の戦略を考えてミディアムタイヤを履いてのアタックとなった。
ここでフェルスタッペンが1分7秒503でトップに立つが、ミディアムのルクレールも0.385秒差の2番手と善戦。ベッテルは0.547秒差の3番手、4番手ハミルトン、5番手アルボン、6番手ボッタスは0.585〜0.729秒差でQ3進出を確実なものとした。ハミルトンはタイヤのオーバーヒートを防ぐため、タイヤウォーマーを外した状態でタイヤを装着し、ブロワーの熱風でブレーキだけを温めてコースに送り出すという手段を採った。
中団グループのQ3争いは7番手ロマン・グロージャン(ハース)から15番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)までが0.3秒差という大接戦。残り3分で各車が2回目のアタックに向かい、メルセデスAMG勢とルクレールもソフトタイヤでQ3に向けた練習を行なうが、レッドブル勢とベッテルはタイヤをセーブするためピットに留まった。
最後のアタックでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がターン8でスピンを喫して黄旗が出され、結果的にほとんどのドライバーがタイム更新ができずに7番手グロージャン、8番手ガスリー、9番手マグヌッセン、10番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)というQ3進出となった。11番手ノリス、12番手ダニエル・リカルド(ルノー)、13番手ジョビナッツィ、14番手ヒュルケンベルグ、15番手セルジオ・ペレス(レーシングポイント)という結果となった。
Q3でも各車がソフトタイヤでアタックを行ない、フェルスタッペンはターン9の出口で宴席の外側までタイヤを落としてしまい挙動を乱す。それでもベッテルを0.008秒上回ってトップに立った。ただし0.105秒差で3番手のルクレールもターン12で宴席の外側までワイドになってタイムを落としている。メルセデスAMG勢はハミルトンが0.238秒差の4番手、ボッタスが0.251秒差の5番手と振るわず、アルボンは0.312秒差ながら6番手となった。
残り2分半で各車が最後のアタックへ。今度はレッドブル・ホンダ勢が先頭でコースへ入っていった。
フェルスタッペンはここで自身のタイムをさらに0.1秒縮めて1分7秒508を記録。ベッテルとルクレールはタイムを更新できず、ハミルトンが0.191秒差の3番手へ。ボッタスが4番手、アルボンが6番手。これでフェルスタッペンはハンガリーGP以来となる自身2度目のポールポジション獲得を決めた。
中団グループトップの7番手にはガスリーが入り、グロージャンは0.017秒差で8番手、ライコネンが9番手、マグヌッセン10番手という予選結果になった。
関連ニュース
3/22(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/23(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/24(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | シャルル・ルクレール | 47 |
3位 | セルジオ・ペレス | 46 |
4位 | カルロス・サインツ | 40 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 28 |
6位 | ランド・ノリス | 27 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 16 |
9位 | ランス・ストロール | 9 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 97 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 93 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 55 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 25 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 6 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 4 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
第3戦 | オーストラリアGP | 3/24 |
第4戦 | 日本GP | 4/7 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |