最新記事
- RBの新空力施設が2024年内に稼働開始へ。レッ...
- F1パワートレイン事情:レッドブルとHRC、PU...
- フェラーリを2度甦らせたゲルハルト・ベルガ...
- 『角田裕毅プレゼンツ カートウォリアーズ』...
- ホーナーの行為を告発した女性従業員がFIAに...
- グランプリのうわさ話:メルセデス育成アント...
- 松田次生のF1目線:レッドブルの独走を支える...
- 元ハースF1代表「ライバルと同じ武器がなけれ...
- F1、2026年も18インチタイヤの使用を継続へ。...
- 半数のF1チームが「利益を上げている」とマク...
- 【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第2戦】...
- マクラーレンF1での任務も本格化する平川亮。...
メルセデス、VSC時のタイムロスを受け、ダッシュボードの表示を改善へ。「ハミルトンにミスはなかった」
2019年5月7日
メルセデスは、F1アゼルバイジャンGPでルイス・ハミルトンがバーチャルセーフティカー(VSC)出動によりタイムをロスした問題について、ドライバーのミスではなく、複数の要素が絡まって発生した出来事であると説明した。
2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝で、VSC導入後、ハミルトンはリーダーのバルテリ・ボッタスとのギャップにおいて2秒をロスしたと訴えていた。
レース終盤、VSCが出動する直前、ボッタスとハミルトンの差は2秒だったが、残り10周の時点でレースが再開された時にはギャップが3.5秒に広がっていた。
レース直後、ハミルトンは自分のミスでタイムを失ったと発言していた。しかしその後、メルセデスのストラテジストであるジェームズ・ボウルズは、ステアリングホイール上の情報表示等が完璧ではなかったと説明した。
「レース終盤のVSCの際に、ルイスがバルテリとのギャップにおいて約2秒を失った。それが優勝争いに関して重要な役割を果たした可能性がある」とボウルズ。
「VSCが終了する際、ドライバーはダッシュのスクリーンに通知を受ける。何を表示させ、何を表示させないかは我々がコントロールすることができる」
「ルイスに対し、多数のスイッチ切り替えを指示した。それはマシンをより効率のよいモードに入れるための通常の作業だ。しかし多数の変更を行ったことで、彼はデルタタイムの数値を見失った」
ボウルズは、VSCが終了した際のコース上の位置に関してもハミルトンは不利だったと語った。
「問題の原因となった要素は他にもある。ストレートにいれば──たとえばターン16からのロングストレートなどにいた場合──、VSCが終了した時には、スロットルを開けていけばいい」
「だがルイスはそうではなかった。彼はブレーキングゾーンにいた。最も難しい状況といってもいい。デルタタイムにおいてどの位置にいるべきかを調整し、 VSC後のリスタートに備えるのは簡単なことではない」
「こういう要素すべてが重なって起きたことであり、ルイスがミスをしたのではない。コース上の彼の位置、多数のスイッチ切り替えにより、実際のデルタタイムが不明瞭になり、彼は約2秒を失った」
同じ問題が再発することを避けるため、メルセデスは、スペインGPから、ダッシュ上の表示について修正を行う予定だという。
「バルセロナに向かうにあたり、ダッシュのディスプレイについて改善を図ることが可能だ」
「VSC出動時にどこを走っているかは運に左右される。残念ながらそれは今後も変わらない」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース
3/7(木) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/8(金) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/9(土) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 51 |
2位 | セルジオ・ペレス | 36 |
3位 | シャルル・ルクレール | 28 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 18 |
5位 | オスカー・ピアストリ | 16 |
6位 | カルロス・サインツ | 15 |
7位 | フェルナンド・アロンソ | 12 |
8位 | ランド・ノリス | 12 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 8 |
10位 | オリバー・ベアマン | 6 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 87 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 49 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 28 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 26 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 13 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 1 |
7位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
9位 | レーシング・ブルズ | 0 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |