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ペレスとオコンの度重なる同士討ちにチームボスが怒り。ついに「チームオーダーによる管理」を決断

2017年8月28日

 F1ベルギーGP決勝で、チームメイト同士のセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが再び接触したことを受け、フォース・インディアの首脳陣は、今後ふたりがコース上で自由に戦うことを許さないと宣言した。


 2017年に新たにチームメイトとなったふたりは、コース上でしばしば激しくバトルしており、アゼルバイジャンGPでは表彰台を狙える位置を走りながら接触、ペレスはリタイアに終わり、ハンガリーでも軽い接触があった。


 これまでフォース・インディアは、ふたりにチームが最優先であると強調しつつ、自由に戦うことを許してきたが、ベルギーGPで再びアクシデントが起きてしまった。


 スタート直後の混乱した状況のなかでペレスはオコンに幅寄せする形になり、その際には問題は発生しなかったものの、レース中盤過ぎに、前を走るペレスにオコンが接近したところ、オールージュ手前でペレスがウォールに向けてオコンに幅寄せしたため、2台は接触。オコンのフロントウイングはダメージを負い、ペレスの右リヤタイヤは破損した。最終的にオコンは9位で完走したが、ペレスはリタイアせざるをえなかった(17位完走扱い)。


 このアクシデントの直後、COOであるオットマー・サフナウアーは、今後チームがふたりの戦いをコントロールすると発言した。


「これまで彼らには自由にレースをさせてきたが、今後、彼らにはもうそのチャンスはないだろう」とサフナウアーはSky Sportsに対してコメントした。


「チームのためになる形でレースができないのであれば、彼らはもう戦うことはない」


「彼らは接触すべきではない。これまで彼らに競い合う自由を与えてきた。しかしクラッシュしてしまい、安全上の限界に達するところまでくれば、我々が管理しなければならない」


 後にサフナウアーは、2台で大量のポイントを獲得するチャンスがありながら、それを失ったことは残念だと述べた上で、今後はチームがふたりの戦いを管理すると正式に宣言した。


「このようなことを今後経験するわけにはいかない。そのため、これからはコース上で起こることについてチームがコントロールする。ドライバーたちには彼ら自身で対処するチャンスを与えたが、それができないのであれば、我々がさらにルールを定めて、我々の手で状況をコントロールするしかない」   
  
 チーム代表ビジェイ・マリヤも、コンストラクターズランキング4位のポジションを守るため、ドライバーたちをチームオーダーで管理するほかないとコメントした。  
「激しい競争を私は支持してはいるが、我々の2台の間でインシデントが繰り返されることが、非常に懸念すべき状況になってきている。そのため、安全を考慮し、チームのコンストラクターズ選手権のポジションを守るため、チームオーダーの方針を実行するほかない」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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