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ペレス、後輩オコンに苦言「チームメイトに接触するなんて、レースを分かっていない」

2017年7月7日

 フォース・インディアF1のセルジオ・ペレスは、バクーで起きたチームメイトのエステバン・オコンとの接触について、今も平静な気持ちにはなれないものの、彼には大きな代償を伴ったこの出来事から学んでほしいと語った。


 ふたりはF1第8戦アゼルバイジャンGP決勝において、セーフティカー後のリスタート時に接触した。その後オコンは完走してポイントを獲得したが、ペレスは手痛いリタイアを余儀なくされた。


 この件について両ドライバーは、今週末のオーストリアGPを前にチームの首脳陣と話し合いの機会を持ったが、その後、ペレスは自身のスタンスを明確にした。


 グランプリ前のレッドブルリンクで取材に応じたペレスは「バクーで起きたことはチームの観点からはまったく受け入れられないことだった。チームからはそういう反応を受けた」とし、さらに以下のように語った。


「今までのチームメイトとの間でも、競争は常に激しかった。でも、ここまで激しくなったことも、不必要に相手に接触したこともなかった」


「僕は、彼がアクションを起こすのに十分なスペースを空けていた。彼はすでに僕より前に出ていた。僕たちのレースを台無しにする必要はまったくなかったんだ」


「それで代償を払うのは結局チームだ」


 フォース・インディアは両ドライバーとも引き続き互いに自由に戦ってよいと強調し、またペレスも、オコンが今回の問題がどこにあるのかをきちんと把握できるならチームオーダーの導入は不要だと考えている。


「チームオーダーは必要ないよ。ただ単に、エステバンはレースを戦うというのはどういうことかを理解するべきなんだ」


「僕は彼にもっと理性的になってもらいたい。自分が何を間違えたのかをきちんと理解して、チームの利益のために少し心構えを変えてもらいたいんだ」


「レースをするということは、ひたすら他のマシンと戦うことであって、接触することじゃない。ほとんどのチームのチームメイトたちは、互いのマシンに敬意を払いながら自由なレースをしている」


「ニコ(・ヒュルケンベルグ)と組んだ数年の間には、一度も問題は起きなかった。自由にレースをしていたよ。コース上で何度も激しく戦ったけど、いつだって自由に戦ってきた」


「エステバンがレースとは何かを理解すれば、それは分かることだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)




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