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レッドブルF1「不振の原因はシャシーとパワーユニット両方にある」。ルノーの大型アップグレードはカナダで

2017年3月30日

 レッドブル・レーシングは、搭載するルノーF1パワーユニットの本格的なアップグレードは6月のカナダGPになる予定であると明かした。開幕戦で目立ったパフォーマンスを発揮できなかったレッドブルは、パワーユニットとシャシーの両方を大きく改善する必要があると認めている。


 F1新テクニカルレギュレーションの下、チャンピオンであるメルセデスの最大のライバルとなるのはレッドブルであろうと予想する者が多かったが、レッドブルはプレシーズンテストでは精彩を欠き、開幕戦オーストラリアではトップ争いに全く絡めずに終わった。


 ダニエル・リカルドは予選Q3でクラッシュ、決勝ではトラブルが続き、結局リタイア。マックス・フェルスタッペンは予選ではルイス・ハミルトンのポールポジションタイムから1.297秒差の5位、決勝では優勝したフェラーリのセバスチャン・ベッテルから28.827秒という大差での5位に終わった。


 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、5月のスペインGPでルノーのアップグレードが導入され、1カ月後のカナダGPでさらに大きな改良がなされたバージョンを手にすることができる見込みだと語った。しかしRB13自体も開発を進める必要があると認めている。


「やるべきことは大量にある」とマルコ。
「レースペースについてはポジティブにとらえることができる。だが我々の側にも、ルノーの側にも、やるべきことは多い」


「彼らはモントリオールに最大のアップグレードを持ち込む。比較的小規模なものがバルセロナで導入されるが、モントリオールのアップデートはそれなりのものだ」


 ルノーは2017年パワーユニットを大幅に変更する上で新しいエネルギー回生システムを導入したが、ルノー、レッドブル、トロロッソすべてにプレシーズンテストでMGU-K関係のトラブルが発生した。そのため、開幕戦では暫定的に2016年デザインのMGU-Kに戻して戦った。


 今後のルノーのアップグレードによってレッドブルはフェラーリやメルセデスと戦える位置に戻れると思うかと聞かれたマルコは「そう願っている」と答えた。


「だがシャシーも大幅に向上させる必要がある」
「エンジニアたちはそう考えているし、シミュレーションでもそういう答えが出ている」


 チーム代表クリスチャン・ホーナーは、トリックサスペンションの禁止がパフォーマンスに影響したとの説は打ち消しているが、今抱えている問題はパワーユニットだけの問題ではないと認めた。


 ホーナーは、トップとのギャップをシャシーとエンジンがどのぐらいの割合でもたらしていると思うかと聞かれ「はっきり判断するのは難しいが、こういったことはパッケージ全体の問題として起こる」と答えた。
「同じぐらいだと思う。(シャシーの開発は)一戦ごとに進んでいく。デザイン部門のスタッフは忙しくなるだろう」  



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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