F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1のボス「ハミルトンには敵が必要。最も強くなるのは標的がいるとき」

2016年10月13日

 メルセデス代表であるトト・ウォルフは、ルイス・ハミルトンがベストを尽くすために敵を必要としており、また彼が最後の最後までチャンピオンを賭けて戦い抜くだろうと信じている。


 彼のチームメイトであるニコ・ロズベルグは先週末の日本GPでタイトルを争う上で決定打となりうる勝利を挙げ、ポイントランキングでのリードを33ポイント差まで拡げた。これにより、今シーズンの残り4レースでハミルトンが全勝しても、ロズベルグが全レースで2位でフィニッシュした場合にはタイトルはロズベルグのものとなる。


 ハミルトンはマレーシアGPでは首位スタートからリタイアを喫し、日本GPではメディアと衝突した上に、決勝ではスタートで失敗した。今シーズン荒れた週末に耐えることもあるハミルトンだが、劣勢にあってもベストを尽くしているとウォルフは確信している。


「まだ(チャンピオンシップは)終わっていない。4レース残っているんだ。ルイスは取り返してくるだろう」


「以前にもこういったことはあった。昨シーズンの後半から今シーズンの前半にかけてニコが7連勝した後、ルイスは7レース中で6勝した」


「彼は非常に強い。だがたまに敵が必要になるんだ。敵を作ることで彼はうまく機能する」


「ルイスが最も強くなるのはプレッシャーにさらされ、そして標的がいるときだ」


「タイトル争いはきっと熾烈なものになるだろうし、最後までもつれるだろうね」


 ウォルフはハミルトンとここ最近の悲惨な週末について急いで話し合う必要はなく、その代わりに彼にパドックから距離を置く時間を与える方がよいと考えている。


メディアとの不仲が表面化している
メディアとの不仲が表面化している

「こういったレースの直後は、つらいことを話すのに適切ではない」


「我々は冷静になり、何が起きたのか解明しなくてはいけない」


「ここ数年で私が得た学びは、レースの1時間後と24時間後では物事がまったく異なって見えるということだ」


「なので我々はルイスを立て直すことに重点を置いている。彼は強くなって帰ってくるよ。まだオースティンまでは時間があるからね」


「マレーシアでのルイスはとても勢いに乗っており、週末を支配していた。しかし我々はパワーユニットのトラブルによって彼を失望させてしまった」


「記者会見は彼にとって優先事項ではないよ。スタートでの失敗をそのせいにしたくはない」


「その後の彼のレースは素晴らしかった。彼の持ち直し方は並外れていたね」



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

5/4(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/5(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/6(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン136
2位セルジオ・ペレス103
3位シャルル・ルクレール98
4位ランド・ノリス83
5位カルロス・サインツ83
6位オスカー・ピアストリ41
7位ジョージ・ラッセル37
8位フェルナンド・アロンソ33
9位ルイス・ハミルトン27
10位角田裕毅14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング239
2位スクーデリア・フェラーリ187
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム124
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム64
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム42
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム19
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム1
9位ウイリアムズ・レーシング0
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/5
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/19
第8戦モナコGP 5/26
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.4 第4戦日本GP