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マレーシアGPに向けサーキットが大改修。「ドライバーにとってはほとんど新コース」

2016年9月27日

 セパン・インターナショナル・サーキットでは、今年のマレーシアGPを前に広範囲にわたる改修が行われた。再舗装され、9つのコーナーにおいて変更がなされており、ドライバーは初めてのコースのように感じるだろうと主催者は述べている。


 今年に入ってから、コース全体が再舗装され、排水溝やランオフエリアも変更された。また、いくつかのバンプが取り除かれている。


 セパン・インターナショナル・サーキットのCEO、ラズラン・ラザリ氏は、変更が広範囲にわたるため、ドライバーたちにとっては「セパンサーキットに初めて来たような感覚に陥るだろう」と述べている。


 改修を手掛けたドローモ社の創設者ヤルノ・ザフェリ氏は、新しい路面になり、タイヤがこれまでとは異なる反応を示すと予想している。


「ほぼすべてのコーナーが、垂直荷重の面でより困難になるはずだ。一方、最終コーナーは逆にリバースキャンバーとなり、より低速になる。グリップの大部分はタイヤに頼ることになる」


 9つのコーナーが改修され、600m以上にわたる縁石がFIAおよびFIM仕様に合わせて変更された。


 なかでも最も大きな変更がなされたのは最終コーナーのヘアピンであるターン15で、コーナーのイン側が1メートル高くなった。そのためレーシングラインが変わり、オーバーテイクのチャンスが増える可能性があるという。また、排水効率が向上し、豪雨の際に大きな水たまりができることを防ぐ効果も期待される。


 さらにターン2、3、4、5、6、9、12、13に関しても、排水とドライバビリティを考慮して傾斜が変更された。またターン1とターン4入口のバンプは再舗装により取り除かれている。


 視察を行ったFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ホモロゲーション報告書において、次のように記している。


「コース全体の路面とピットレーンが極めて高い水準で再舗装された」
「コーナーの流れをよくし、排水を向上させるため、多数の箇所で形状が変更された。非常に高品質の作業がなされている」


 今年MotoGPのテストの際には、路面がいったん乾いた後に水が染み出してくるという問題が発生したが、再発防止のため、その後、万全の対策が講じられたとFIAは述べている。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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