最新記事
- 角田裕毅、ホームGPで初日3番手「すぐにパフ...
- 【タイム結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマ...
- F1エミリア・ロマーニャGP FP2:RBの角田裕毅...
- F1エミリア・ロマーニャGP FP1:大型アップデ...
- 【タイム結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマ...
- ハミルトン、メルセデスにアントネッリの起用...
- F1第7戦木曜会見:独特の雰囲気と歴史、追い...
- FIA F3に参戦するダンとステンスホーンがマク...
- 【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第5回】...
- ベッテルがセナ&ラッツェンバーガー追悼イベ...
- グランプリのうわさ話:ハース、ベアマンのFP...
- ドメニカリCEO、モンツァ・サーキットにイン...
【F速プレミアム】Q&A:マクラーレンへのホンダパワーユニット独占供給。開発のメリット・デメリットは?
2016.10.16
ホンダはマクラーレン以外のチームにもパワーユニットを供給すべきか。F1で最速のクルマと最遅のクルマとでは、実際どのくらいの違いがあるのか。ファンからの様々な質問に、ジョーダン・グランプリでテクニカルディレクターを務めたゲイリー・アンダーソンが答える。
Q:ホンダが他のチームにもパワーユニットを供給する可能性について取り沙汰されています。復帰にあたって、マクラーレンへの独占供給としたのは間違いだったのでしょうか? 最初から2チームあるいは3チームに供給していれば、もっと進歩が速かった可能性はありますか?
A:初期段階では、供給先を1チームだけに絞ることにも一定のメリットはあるだろう。だが、新しい環境にある程度まで順応し、各方面に適切な人材を確保して、サプライチェーンやサービスがどうあるべきかを理解できた後なら、話は違ってくる。供給先を2チームに増やせば、単純にそれだけインプットが増えるし、より重要なこととして、チームごとに違う観点からの意見が得られるからだ。
2016年シーズンに向けて「ギャンブル」をしようというチームがあれば、ホンダも複数チームへの供給を望んだはずだと思う。だが、それはマクラーレンに拒否された。
基本的に同じエンジンを使うザウバーとハース、あるいはウイリアムズ、フォース・インディア、マノーのパフォーマンスの違いを見ればわかるように、マニュファクチャラー側から言えば、供給先が1チームだけであることが大きなギャンブルになる。比較の対象を持たず、ひとつのチームのシャシー性能に左右される状況では、パワーユニットの本当の実力を見定めるのが難しくなるからだ。
Q:最近は「世界を一変させる次世代テクノロジー」の話を毎日のように耳にしますが、F1ではあまりそういったことが話題に上りません。今後5年から10年の間に、F1に大きな影響を及ぼしそうなテクノロジー、アイデア、素材、アプローチといったものはありますか? あるいは、レギュレーションの縛りによって、そうした技術革新は起きなくなっているのでしょうか?
A:将来のどこかの段階で、そういった何かが登場するだろうとは思っている。だが、ひとまず私たちは、これほどの短期間で現在のハイブリッド・パワーユニットを開発してきた、エンジンマニュファクチャラーたちの仕事を誇りに思うべきではなかろうか。
Q:ホンダが他のチームにもパワーユニットを供給する可能性について取り沙汰されています。復帰にあたって、マクラーレンへの独占供給としたのは間違いだったのでしょうか? 最初から2チームあるいは3チームに供給していれば、もっと進歩が速かった可能性はありますか?
XPB Images
A:初期段階では、供給先を1チームだけに絞ることにも一定のメリットはあるだろう。だが、新しい環境にある程度まで順応し、各方面に適切な人材を確保して、サプライチェーンやサービスがどうあるべきかを理解できた後なら、話は違ってくる。供給先を2チームに増やせば、単純にそれだけインプットが増えるし、より重要なこととして、チームごとに違う観点からの意見が得られるからだ。
2016年シーズンに向けて「ギャンブル」をしようというチームがあれば、ホンダも複数チームへの供給を望んだはずだと思う。だが、それはマクラーレンに拒否された。
基本的に同じエンジンを使うザウバーとハース、あるいはウイリアムズ、フォース・インディア、マノーのパフォーマンスの違いを見ればわかるように、マニュファクチャラー側から言えば、供給先が1チームだけであることが大きなギャンブルになる。比較の対象を持たず、ひとつのチームのシャシー性能に左右される状況では、パワーユニットの本当の実力を見定めるのが難しくなるからだ。
Q:最近は「世界を一変させる次世代テクノロジー」の話を毎日のように耳にしますが、F1ではあまりそういったことが話題に上りません。今後5年から10年の間に、F1に大きな影響を及ぼしそうなテクノロジー、アイデア、素材、アプローチといったものはありますか? あるいは、レギュレーションの縛りによって、そうした技術革新は起きなくなっているのでしょうか?
XPB Images
A:将来のどこかの段階で、そういった何かが登場するだろうとは思っている。だが、ひとまず私たちは、これほどの短期間で現在のハイブリッド・パワーユニットを開発してきた、エンジンマニュファクチャラーたちの仕事を誇りに思うべきではなかろうか。
関連ニュース
- スパイからの手紙/安全性に「懸念がある」とは言い...
- ライコネン観察日記・マシントラブル?メカニックが...
- スパイからの手紙/未払いのサラリーを巡り、ペレス...
- スパイからの手紙/ホンダ、2チーム目のPU供給チー...
- スパイからの手紙/ペレスに振られた?ルノーが次に...
- ライコネン観察日記・不本意な結果となっても前向き...
- スパイからの手紙/ペレス、フォース・インディア残...
- スパイからの手紙/ストロール家、ウイリアムズのシ...
- スパイからの手紙/リザーブ不在のルノー、万が一の...
- スパイからの手紙/希望者多数、ルノーの来季ドライ...
- パドックの友人たちからの質問に正直者ジェンソンが...
- スパイからの手紙/ハリアントのシート喪失でマレー...
- スパイからの手紙/新オーナー体制となったザウバー...
- スパイからの手紙/アリソン、“お目付け役”としてマ...
- スパイからの手紙/マネージャーが原因?ルノーへの...
5/17(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
5/18(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/19(日) | 決勝 | 22:00〜 |
※マイアミGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
※マイアミGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |
第11戦 | オーストリアGP | 6/30 |