ノリス、戦略で後退「ギャンブルは外れることもある」ジャンプスタートのペナルティは科されず:マクラーレン/F1第2戦
2024年3月11日
2024年F1サウジアラビアGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは8位、オスカー・ピアストリは4位だった。チームは、セーフティカー出動時に2台で戦略を分けることにし、4番手を走行していたピアストリをピットインさせ、6番手のノリスをステイアウトさせた。その後、再びセーフティカーか赤旗が出ることを期待したためだが、アクシデントは起きなかったため、ノリスは8位にポジションを落とした。
なお、ノリスは、ジャンプスタートの疑いで審議対象になった。ノリスのマシンははグリッド上で、シグナルすべてが消灯する前に一瞬前に動き、すぐに停止した。これをスチュワードは調査したが、ペナルティを科さないことを決め、その理由を以下のように説明した。
「スチュワードは、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータとビデオを検討し、そのビデオでは、スタートシグナル前に4号車が動いているように見えると判断した」
「しかし、FIAが承認し供給し、車両に取り付けられたトランスポンダーは、ジャンプスタートを示していなかった」
「F1競技規則第48.1 a)条には、ジャンプスタートがあったかどうかの判断は、トランスポンダーに従って行われると明記されている。今回、トランスポンダーはジャンプスタートを示していなかった。このような状況から、我々はそれ以上の措置を取らなかった」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=8位(50周/50周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
まずまずのレースだった。戦略面でトライをしたけど、結果として空振りに終わった。とはいえ、良い試みではあったし、チームとしてあらゆる可能性をカバーするという意味で、あの時点では正しい判断だったと思う。クルマのペースは悪くなかったから、(この戦略を採ったことで)ポイントを何点か取りそこねたのかもしれないが、できるだけのことをやったと思っている。僕らはギャンブルをした。ギャンブルだから当たる時もあれば外れる時もあり、今日のところは外れだったけど、当たる可能性だってあったんだ! 僕としては満足しているよ。ペースは結構良かったので、それは良い兆候だと思う。次もこの調子で行きたいね。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(50周/50周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
4位! 間違いなく今日のレースで獲得しうる最高の結果だったと思う。文句なしのレース運びができた。ルイス・ハミルトンにずっと抑えられている間は、さすがにちょっとイライラしたけど、この週末に持ち帰れるポイントとして、これ以上は望めなかったと思うので心から満足している。ホームレースである次のメルボルンが待ちきれないよ。僕の地元のサーキットだからね。オーストラリアのファンの前でレースをするのが本当に楽しみだ。
(autosport web)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 136 |
2位 | セルジオ・ペレス | 103 |
3位 | シャルル・ルクレール | 98 |
4位 | ランド・ノリス | 83 |
5位 | カルロス・サインツ | 83 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 41 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 37 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 27 |
10位 | 角田裕毅 | 14 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 187 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 124 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 64 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 42 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 19 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |
第10戦 | スペインGP | 6/23 |