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「僕らは戦いが好き」とミハエル

2003年8月7日

 フェラーリのミハエル・シューマッハーは長年のキャリアからさまざまな事柄を学んできたが、とりわけ問題のあるレースを重ねた後も前を見続けることの重要性を知っている。
 問題を前向きに捕らえそして対峙すること、それが5度のF1世界チャンピオンのやり方だ。ドイツGPでのミハエルは、ゴールまでわずかというところで破片を踏みタイヤがパンクと、散々な結果になった。しかしこの状況下でも、失望を前向きな反省材料に変えられるようだ。
 日曜の夜に家族や友人と過ごしながら、シューマッハーはこうコメントした。「どんな話にも2つの見方があって、僕は前向きな見方をする方が好きなんだ。僕らはまだ両方のチャンピオンシップをリードしている。状況がより厳しくなっていることは認めるけれどね。2位に入れば8ポイントだったんだから6ポイント分を取りそびれたことは本当だが、パンクしながら完走できたことを考えれば、2ポイント取れたことを良しと思いたい」
「変動が大きいエキサイティングな今季のタイトル争いでも同じことが言える。チャンピオンシップはより大きなチャレンジだ。前にも何度か言っていることだが、僕は他の何を望んだこともない。僕らはこのために走るのだし、そのためのチャレンジなら喜んで受けたい」
「残り4レースでポイント差はわずかだから、バトルはかなり厳しいものになる。この後のサーキットのいくつかは難しいところもあるが、僕らに合うサーキットもあるし、とにかく戦うだけ! 僕らは戦いが好きなんだ」


 今のところF2003−GAの開発は、8月いっぱい続くテスト規制のためにあまり進んでいない。「それはみな同じ状況だから、問題ではない。だが昨年と今シーズンが違うのは、サーキットによってかなりの幅で序列が入れ替わること。なので、訪れたチャンスは最大限に生かしていかなければならない」
 F1界は夏休みシーズンに入り、ミハエルも束の間の休暇を自宅で妻コリーナと子供たちと過ごして楽しむ予定だ。「ヨーロッパはこのところすごくいい天気だし、家で楽しむつもりだよ」。とはいえ、トレーニングは休まない。ホッケンハイムでは難しいレースの中、多くのドライバーが酷暑に参っていたが、ミハエルは大丈夫だった。リザルトは予想以下だったものの、それでもやはりミハエルはホッケンハイムが好きだという。
「ファンのみんなはいつも驚くほどの応援をしてくれるし、おかげで士気が高まる。レース直後は僕もさすがに落ち込んだが、それでも観衆はあんなに温かく迎えてくれて、だから感謝しているし、すぐに気を取り直すことができたんだよ」




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