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メルセデスF1、新型コロナウイルス感染症の治療に必要な呼吸補助機器を40台納入

2020年3月31日

 メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を助ける呼吸補助機器を、ロンドンのユニバーシティ・カレッジ病院(UCLH)に納入した。


 持続的気道陽圧(CPAP)医療機器は、人工呼吸器を必要とせずに肺に酸素を送り込むもので、ブリックスワースにあるメルセデスF1のハイブリッドエンジンのデザインと製造を行う、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズ部門の協力で開発された。


 メルセデスはこれまでに40台のCPAPをUCLHに納入したが、『プロジェクト・ピットレーン』と呼ばれるF1コミュニティによる共同の取り組みにより、テストが成功した場合は1日あたり1000台の生産が可能になる。


 イギリスの国民医療サービス(NHS)は現在、新型コロナウイルスによる呼吸障害に苦しんでいる患者を支えるために、約3万台の人工呼吸器または呼吸補助機器を必要としている。


 メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインの社長を務めるアンディ・カウエルは、この件について以下のように説明した。


「F1コミュニティは支援の呼びかけに対して印象的な対応を見せており、『プロジェクト・ピットレーン』のもと結集し、現在の国内のニーズを支えるために様々なプロジェクトにまたがって協力している」


「CPAPプロジェクトを最高水準に高め、可能な限り最速の納期で提供するために、我々のリソースをUCLのために使うことを誇りに思っている」


 実際、UCLの上級学術管理官であるデビット・ローマス教授は、装置生産に注がれた努力とスピード、そして「装置が多くの命を救える可能性を持ち、我々の最前線にいるNHSのスタッフが患者から人工呼吸器を外すことを可能にする」ことを称賛した。


「この新しい試作品を開発するために24時間体制で作業をしてくれたUCL、HPPそしてUCLHのエンジニアと臨床医の素晴らしいチームに敬意を表したいと思う」


「最初の会議から規制当局の承認までわずか10日間で達成することができたことは、実に明快で素晴らしい結果だ。大学、産業界そして病院が国益の為に力を合わせれば何ができるかを示している」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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