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フェラーリF1がベッテルに大幅なサラリー減額を提示との報道。離脱の場合の2021年後任候補は3人か

2020年3月30日

 フェラーリとセバスチャン・ベッテルが2021年以降の契約について交渉を始めたが、フェラーリ側が提示した条件がよいものではなかったとイタリアメディアが伝えている。


 ベッテルはレッドブルで4度タイトルを獲得した後、2015年にフェラーリに加入、両者の現在の契約は2020年末までとなっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズン開始が延期されているなか、来季に向けた契約に関する交渉がスタートしたと、Sky Italiaが伝えた。


 フェラーリはすでにシャルル・ルクレールと2024年末までの契約を結んでおり、そのチームメイトを現状のままベッテルにするか、新たなドライバーを起用するかの検討が行われていく。


 フェラーリ代表マッティア・ビノットは、第一の選択肢はベッテルであると繰り返し述べている。しかし、Sky Italiaによると、今回フェラーリがベッテルに対して提示した条件は、前回契約更新を行った2017年の合意条件よりはるかにベッテルにとって不利なものであるという。


 2017年には2018年から3年の期間延長と1億ユーロ(約120億円)のサラリーという条件だったというが、今回は1年の延長にとどまり、なおかつサラリーが大幅に減額されると、Sky Italiaは報じた。


 2019年、ベッテルはチームメイトのルクレールに完敗した。ルクレールが優勝2回とポールポジション7回を獲得してランキング4位になったのに対し、ベッテルは優勝1回、ポールポジション2回でランキング5位という成績だった。それがフェラーリの提示する条件に影響しているものと考えられる。


 ベッテルは、チーム側の条件を飲んでフェラーリに残留するか、チームを離れるのかを決断しなければならない。フェラーリはベッテルが離脱した場合の候補として、現在ルノーで走るダニエル・リカルド、マクラーレンのカルロス・サインツJr、フェラーリのサポートを受け、現在アルファロメオに所属するイタリア出身のアントニオ・ジョビナッツィを考えているといわれる。

2020年F1オーストラリアGP ダニエル・リカルド(ルノー)
2020年F1オーストラリアGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 ベッテルが2020年シーズンにルクレールを凌ぐ強さを発揮すれば、フェラーリが条件を見直す可能性があるのかもしれないが、ベッテルにとって不運なことに、今シーズンがいつスタートするのか定かでない状況だ。現時点でシーズンが6月半ばまでスタートしないことは確定しており、スケジュールはパンデミックの状況に左右される。そのため、ベッテルは好パフォーマンスを見せるチャンスを得られないまま、交渉に臨まなければならないかもしれない。


 現在32歳のベッテルは、F1引退が近いとの推測を繰り返し否定している。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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