マクラーレンF1首脳「トップ3に挑むのはまだ難しい。2020年の目標はルノー等強力なライバルに再び勝つこと」
2020年2月14日
マクラーレン・レーシングのCEOザック・ブラウンは、2020年型F1マシン『MCL35』の発表会において、今シーズンの現実的な目標はF1コンストラクターズ選手権4位を死守することであり、それは簡単なことではないと語った。
2月13日、マクラーレンチームは本拠マクラーレン・テクノロジーセンターで『MCL35』の発表会を開催、主要メンバーが出席し、ニューマシンを披露した。
2019年にランキング4位を獲得、マクラーレンは長い低迷の時期から抜け出しつつある。しかし、現状に満足することなく努力を続けることが重要だと、マクラーレンF1チーム代表のアンドレアス・ザイドルは語っている。
「チームの全員にとって重要な瞬間を迎えた。全スタッフが何カ月にもわたってハードワークに取り組んできたが、正式発表に先立ち、昨夜、彼らはMCL35を初めて目にした」とザイドル。
「MCL35をプレシーズンテストでコースデビューさせるため、このシーズンオフの間、チームメンバー全員が、マシンの設計、エンジニアリング、製造に膨大な時間とエネルギーを注いでいる」
「カルロス(・サインツJr.)とランド(・ノリス)は昨シーズン、気概と強い決意を示した。テストと来るシーズンへの準備のため、彼らは懸命に作業にあたっている。ふたりは我々チームでの1年目を非常にポジティブな形で過ごした。我々はそれを基盤にさらなる前進を目指していく」
「我々の旅路は今日、新たな段階を迎えた。タフなシーズンに臨むにあたり、現状に満足してしまわないことが重要だ。F1では容易に達成できることは何もない。中団でのトップ争いは非常に激しいものになるだろう。6日間のテストで新シーズンへの備えをしなければならない。カルロス、ランド、マクラーレン・テクノロジーセンターおよびサーキットで働くメンバー全員が、チャレンジする準備を整えている。今年も攻めていこう」
■「強力なドライバーを擁するルノーは今年も手ごわいライバルになる」とCEOブラウン
マクラーレン・レーシングCEOブラウンも、2020年シーズンを通してチームがさらに前進していくことを目指すと述べた。
「チームの全員を誇りに思う。昨シーズン、目指していたことを達成することができた。熾烈な戦いのなかで、コンストラクターズ選手権4位を勝ち取ったのだ」とブラウン。
「コース上のパフォーマンスは向上しつつあり、チームは新たなエネルギーを得た。それによって大切なパートナーファミリー、世界中のファン層を増やすことができた。今シーズンも厳しい戦いに臨むことになるだろうが、それを楽しみにしている」
「レースを楽しむ一方で、慎重さと集中力を保ち、マクラーレンの全員が恐れることなく前進し続けていく」
マクラーレンは昨年大きく進歩したものの、今年、ビッグ3であるメルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダと戦えると考えるのは楽観的すぎると、ブラウンは示唆した。
「現実的に考えると、今年は3位には手が届かないと思う」とブラウンは、Sky Sports Newsに対してコメントした。
「もちろん何が起こるか分からないし、トライしていくが、(トップ3との)ギャップは非常に大きい」
「現実的に考える必要がある。前とのギャップを縮めていきたい。何よりもまずやるべきなのは、後退しないことだ。そしてそれ自体が簡単なことではない。中団のライバルたちはとても手ごわいからね。今の状況に非常に満足してはいるが、先は長い」
現実的なライバルは、昨年ランキング5位の、同じパワーユニット(PU/エンジン)を搭載するルノーということになる。
「彼らは今年、かなり手ごわいライバルになるだろう。別の(中団)チームもそうだ。我々は昨年よりもさらに向上していく必要がある。ルノーのふたりのドライバーは非常に優秀だ。彼らに勝つのは簡単ではない。そして、ランキング6位、7位、8位だったチームも、4番手のチームになる力を持っている」
(autosport web)
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| 1位 | オスカー・ピアストリ | 346 |
| 2位 | ランド・ノリス | 332 |
| 3位 | マックス・フェルスタッペン | 306 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 252 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 192 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 142 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 89 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 41 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 39 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 678 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 341 |
| 3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 334 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 331 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 111 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 69 |
| 8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 59 |
| 9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 48 |
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