F1第7戦カナダGP FP1:トップはハミルトン、フェルスタッペンがフェラーリに割って入る4番手
2019年6月8日
2019年F1第7戦カナダGPフリー走行1回目はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手。ピエール・ガスリーは13番手タイムをマークしている。
カナダGP初日は朝からやや雲が広がっているものの、雨が降る気配はない。午前10時からのFP1は気温18℃、路面温度30℃、晴れ、微風の絶好のコンディションで始まった。FIA-F2選手権暫定首位のカナダ人ドライバー、ニコラス・ラティフィが、ロバート・クビサに代わってウイリアムズのステアリングを握っている。
パワーユニット(PU/エンジン)のスペック2投入が報じられたメルセデスは、プライベーターのレーシングポイント、ウイリアムズも主要ユニットを交換した。一方ワークスのフェラーリは、2基目のターボとMGU-H(熱エネルギー回生システム)を入れた。
普段使用されていないコースだけに路面の汚れがひどく、それでも開始後20分過ぎから周回を控えていた上位勢が次々にコースインしていった。ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンが暫定首位に立つが、「路面がまだ汚過ぎる」とコメント。見るからにグリップがない。
開始後30分。ソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、1分13秒496のトップタイムをマーク。同じくソフトのハミルトンがまったく同タイムで2番手に付けた。フェルスタッペンは1秒以上の差を付けられたものの3番手。フェラーリ勢はシャルル・ルクレール7番手、セバスチャン・ベッテル9番手に留まっている。
序盤40分を終えた時点で、フェルスタッペン以外のホンダ勢は、ガスリーが16番手、ダニール・クビアト、アレクサンダー・アルボンは12、13番手だ。チームメイトより2秒近く遅かったガスリーは、2セット目のミディアムでコンマ8秒までその差を縮めた。ミディアムに履き替えたメルセデスのふたりは順調にタイムを更新し、ハミルトンが1分12秒767でトップに。コンマ147秒差でボッタスが続いた。
開始後57分、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがターン8、9の高速シケインで挙動を乱し、リヤからウォールに接触。コース上に止まってしまい、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。約5分後にセッション再開。ミディアム装着のルクレールが、直後に3番手に上がった。ベッテルはヘアピンでスピンを喫するなどして、ルクレールからコンマ2秒落ちの5番手だ。
スペック2を投入したメルセデスが、1−2。約1秒落ちでルクレール。フェラーリ2台に割って入る形で、フェルスタッペンが4番手に付けた。中団勢トップは、アルファロメオのキミ・ライコネン。ガスリーは13番手。アルボン16番手、クビアトは18番手だった。
群を抜く速さを見せたメルセデスだが、セッション終了直前にボッタス車のエンジンが撚圧低下に見舞われ周回を切り上げた。
(Kunio Shibata)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 169 |
2位 | シャルル・ルクレール | 138 |
3位 | ランド・ノリス | 113 |
4位 | カルロス・サインツ | 108 |
5位 | セルジオ・ペレス | 107 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 71 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 54 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 42 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 276 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 252 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 184 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 96 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 24 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |