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トロロッソ・ホンダF1密着:2台揃ってQ1落ち、僅かなミスが命取りとなったドイツGP予選
2018年7月22日
トロロッソ・ホンダのドイツGP予選は、まさかの2台そろってQ1脱落に終わった。ピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーは18番手に沈んだ。トロロッソ・ホンダが2台ともQ1落ちするのは、第4戦アゼルバイジャンGP以来、今シーズン3度目だった。
なぜトロロッソ・ホンダは、このような結果に終わったのか。
1つ目の要因は、コースコンディションの変化を読みきれなかったことだ。この日のホッケンハイムは前日までの真夏のような陽気から一転、朝から雨が降るあいにくのコンディション。フリー走行3回目は完全なウエットコンディションの下で行われた。
ところがその後、雨は止み、気温も上昇し、路面は瞬く間に乾いていった。そのため、予選はドライコンディションだったが、路面がまっさらな状態のいわゆる“グリーン”なコンディションでスタート。このような状況ではマシンが周回するごとに、路面にタイヤのラバーが乗ってタイムが出ることが多い。ただし、闇雲にタイムアタックを遅らせれば、渋滞に巻き込まれる可能性も高く、タイミングが難しい。
そこでほとんどのドライバーは1セットのタイヤで2回アタック(間に1周クールダウンラップを入れる)を行った。ただし、それを行うには2周分燃料を追加しなければならない。そのため、ハートレーは最後のアタックを1計測だけにした。だが、結果的にそれは功を奏さなかった。
「路面の改善具合を考えると、そのままコースにとどまって、もう1回アタックする方法を選択した方が良かったかもしれない」(ハートレー)
一方、1回目のアタックで14番手につけていたチームメイトのガスリーは、最後のアタックで2回計測ランする予定でコースインしていた。1回目の計測ランで1分13秒749の自己ベストのタイムをマークしたガスリー。1周のクールダウンラップを入れて、最後のアタックに入った。
ところが、そのアタックの1コーナーでコースオフ。アタックラップはアクセルを戻して、インラップに変わってしまった。自己ベストを更新できなかったガスリーはフェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツ、セルゲイ・シロトキンにポジションを譲り、Q1脱落となった。
「クルマは金曜日よりも改善されたけど、今日はQ2に行くのが簡単じゃないとは覚悟していた」とガスリーはQ1落ちにも冷静だったが、Q1で15番手だったシロトキンとのタイム差はわずか0.04秒。
中団グループの戦いは非常に接近しているだけに、わずかなミスが結果的に大きなロスにつながったドイツGPでのトロロッソ・ホンダの2台だった。
(Masahiro Owari)
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5/24(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/26(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |