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ボッタスにヒットしたベッテルと“軽すぎるペナルティ”にハミルトンが怒り

2018年6月25日

 F1フランスGP決勝でセバスチャン・ベッテルがバルテリ・ボッタスにヒットしたことで5秒のタイムペナルティを受けたが、これが軽すぎるとメルセデス陣営は不満を示した。


 スタート直後、3番グリッドのベッテルはスタートをうまく決め、ターン1でメルセデスの2台に追いついたが、ベッテルはロックアップし、ボッタスの左リヤにヒットした。これによってふたりはコースオフ、ボッタスはタイヤとフロア、ベッテルはフロントウイングにそれぞれダメージを負い、ピットに戻らなければならず、ボッタスは最後尾、ベッテルはそのひとつ前まで落ちてしまった。


 アクシデントについて審議された結果、ターン1でボッタスは明らかにスペースを残しているにもかかわらず、ベッテルが接触したとして、ベッテルに5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2が科された。


 ベッテルはその後、追い上げて最終的に5位でフィニッシュ。しかしボッタスは7位にとどまり、結果的にアクシデントの際に3番手だったベッテルが2番手にいたボッタスより前に出る形になった。


 メルセデスのノンエグゼクティブ・チェアマンであるニキ・ラウダはベッテルにも、ペナルティの程度にも不満を感じている。


「ベッテルはあれほど大きなミスをしたというのに、なぜ5秒ペナルティしか受けないのだ」とラウダはSky Sportsに対して話した。


「全く理解できない。5秒など何の影響もない。小さすぎる。彼は自分自身のレースもボッタスのレースもすべてぶち壊したというのに」


 ルイス・ハミルトンもこれに同調しており、ベッテルがボッタスより前でフィニッシュできる程度のペナルティしか与えられなかったことに憤慨している。


「ミスをして相手のレースを台無しにしたのに、手を軽くたたく程度のペナルティだなんて。そのせいで、弾き飛ばした方の人間がその相手よりも前でフィニッシュしたんだ」とハミルトン。


「弾き飛ばした方の人間が弾き出された方より前でフィニッシュするなんてことがあってはならない」


「公道で速度違反をしたようなものだ。法律を破った人間をそのまま解放するのと同じだ」


「(スタート直後の1コーナーは)難しい状況だけど、4度タイトルを取った人間ならうまく対処すべきだろう」


「バルテリの方が明らかに前にいて、しかも彼(ベッテル)にスペースをたっぷり残していた。彼(ベッテル)は何も考えずに前に突っ込んだということなのかもね」



(AUTOSPORTweb)




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