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【特集】2018年F1ドライバー推定年俸ランキング(前編):トロロッソ・ホンダのふたりの給料は?

2018年1月24日

 F1ドライバーの契約内容は言うまでもなく公にはされず、中でも年俸に関しては極秘中の極秘事項である。しかしTSMスポーツの公式サイトはあえてそのタブーに踏み込み、あくまで推定値ではあるものの全20名のドライバーの2018年の年俸を公表した。F1iではそこに、スパイスの効いたコメントを付け加えランキング形式で紹介している。  


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●2018年:F1ドライバー全20人の推定年俸(11位〜20位)

20位:セルゲイ・シロトキン(ウイリアムズ)
推定15万ドル(約1700万円)


セルゲイ・シロトキン

 おそらく実態から、そうかけ離れていない数値であろう。年俸のほぼ全額は、シロトキンの個人スポンサーでもあるSPレーシングが負担しているはず。金額は20人中最低だが、獲得ポイントに応じてボーナスが支払われる契約になっていると思われる。


19位:シャルル・ルクレール(ザウバー)
推定15万ドル(約1700万円)


シャルル・ルクレール

 こちらも現実的な数値といえる。ただし支払っているのがザウバーかフェラーリなのかについては、不明である。近年の新人の中では群を抜く才能の持ち主と目されているが、まずは控えめな年俸でスタートを切る。しかし今季の活躍次第では、7桁の数字の年俸でフェラーリに迎え入れられることになるだろう。


18位:ブレンドン・ハートレー(トロロッソ)
推定35万ドル(約4000万円)


ブレンドン・ハートレー

 他の新人に比べ年俸が高いのは、ポルシェでの実績のおかげに他ならない。とはいえレッドブルドライバーの中では、最低額である。今季の活躍次第では、レッドブルへの移籍も夢ではないが。


17位:ピエール・ガスリー(トロロッソ)
推定35万ドル(約4000万円)


2017年マレーシアGPでF1デビューを果たしたピエール・ガスリー

 こちらもレッドブル最低年俸。チームメイト以上の活躍が期待されているが、まずは同額でスタートさせたということだ。


16位:マーカス・エリクソン(ザウバー)
推定50万ドル(約5500万円)

 今季で5シーズン目を迎える中堅ドライバーにもかかわらず、F1デビュー以来9ポイントしか挙げていない。それでもシートを射止め、その上50万ドルもの年俸をもらえる幸運を、感謝すべきだろう。もちろん支払うのはスウェーデンのスポンサーで、ザウバーではない。


15位:カルロス・サインツJr.(ルノー)
推定75万ドル(約8300万円)

 実態より低過ぎると思われる。結果に応じたボーナスが付くと見ていい。ルノーが無理矢理トロロッソから奪い取った経緯からしても、われわれ(F1i)の推定では少なくとも100万ドルは支払っているはずだ。


14位:ランス・ストロール(ウイリアムズ)
推定180万ドル(約2億円)

 持参金ドライバーであると同時に、ウイリアムズから給料を支払われている。実際の働きからするといかにも高過ぎる年俸だが、ストロールのパパがウイリアムズに支払っているスポンサー料の中に含まれているということなら、十分納得である。


13位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
推定258万ドル(約2億7000万円)

 ハースで2年目を迎えるが、待遇としては日雇いに近い。それにしては十分に満足できる年俸だが、支払っているのは彼の個人スポンサーである。


12位:エステバン・オコン(フォースインディア)
推定300万ドル(約3億3000万円)

 われわれ(F1i)はオコンに大いに好意を持っているが、これはさすがに楽観的過ぎる額ではないだろうか。実態はむしろ200万ドルに近いと見ていい。それを支払っているのがフォース・インディアなのか、メルセデスかは謎である。
    
11位:ロマン・グロージャン(ハース)
推定445万ドル(約5億円)

 本人としても文句のない額であろう。しかしシーズン7年目を迎え、122戦を戦ったドライバーにもかかわらず、その実績からすると、少し高すぎないだろうか。300万ドル程度が妥当と思われるが、おそらく個人スポンサーが相当額を負担していると思われる。
 
(次回はトップ10ドライバーを紹介)  



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(Translation:Kunio Shibata)


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