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F1予選システム変更が正式に決定。不評の制度廃止にチームは安堵

2016年4月12日

 今週末の中国GPから予選が2015年までのフォーマットに戻されることが正式に決定した。FIAが11日、世界モータースポーツ評議会で承認されたことを発表した。


 今季開幕直前に決定した新予選システムはQ1、Q2、Q3のそれぞれである一定時間以降に90秒ごとにひとりずつ脱落させられているというものだったが、これまでは最も盛り上がっていたQ3終盤数分にマシンが一台も走行しないなどのネガティブな事態が見られ、非常に不評だった。チームやドライバーのほとんどは即座にこのシステムを廃止することを希望したが、FIAとバーニー・エクレストンはそれをよしとせず、さらに新たなシステム案が出るなど事態は混乱したが、全チームが団結して昨年のシステムに戻すことを求める手紙を送り、7日、FIAとFOMはその要請を受け入れることを決めた。


 シーズン中の規則変更にはF1委員会および世界モータースポーツ評議会での承認が必要だが、先週金曜午後にF1委員会が昨年の予選システム復活に合意、11日には世界モータースポーツ評議会にてこれが承認された。


 FIAは11日、次のような声明を発表した。
「世界モータースポーツ評議会は本日、2016年FIAフォーミュラ1世界選手権の今後のグランプリに関して昨シーズンの予選フォーマットに戻すという決定を電子投票によって承認した」


「最初のふたつの予選セッションでは最終的にタイムの下位6台が脱落、Q3では10台がポールを賭けて争うというシステムが、今週末の中国GPで復活する」


 ウイリアムズのチーム副代表、クレア・ウイリアムズは、旧システムに戻ることが決定して安堵したと述べている。


「私ももちろんですし、ウイリアムズチーム全体が、2015年のシステムに戻ることになって安心しました」
「それこそファンが望んでいることであり、メディアやパートナーが望んでいることでもあると思います」


 今季に関しては昨年の予選システムが採用されるが、今後、来年以降に向けて週末全体のフォーマット変更について検討されることが決まっている。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




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