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【特集】英誌が選ぶ2016年トップ50ドライバー(50〜11位):マクラーレン勢がランクイン。ライコネン躍進

2016年12月30日

 英AUTOSPORTが「2016年トップ50ドライバー」を発表した。これは毎年恒例の企画で、さまざまなカテゴリーから、その年に優れたパフォーマンスを発揮したドライバーを50人選び、順位をつけるというもの。


 2002年から行っているこの年末企画のランキングは、リザルトのみを考慮して決められるわけではなく、各カテゴリー担当記者が結果には表れない部分を含むさまざまな要素を考えあわせて評価、議論を戦わせて順位を決めていくと、英AUTOSPORTは説明している。


 2016年のトップ50はどういうメンバーで、誰がベストドライバーとしての評価を受けたのか。まずは第1弾として50位から11位までを紹介、第2弾としてトップ10を紹介する。


 ドライバー名に付記されたのは、選出において主に考慮されたカテゴリー。また、2015年の順位との比較も添えた。それでは50位からカウントダウンしていこう。

【50位〜41位】マクラーレンのふたりはランクインも順位下げる

50.ストフェル・バンドーン(45位ダウン)
スーパーフォーミュラ ランキング4位/F1に1戦出場、1ポイント獲得


49.ジェイミー・ウィンカップ(再エントリー)
オーストラリア・スーパーカーズ ランキング2位


48.フェリックス・ロゼンクビスト(10位ダウン)
インディライツとブランパン・スプリントカップで優勝


47.ジェンソン・バトン(12位ダウン)
F1 ランキング15位


46.アンドレ・ロッテラー(27位ダウン)
WEC LMP1 ランキング5位、スーパーフォーミュラ ランキング2位


45.ジョセフ・ニューガーデン(14位ダウン)
インディカー・シリーズ ランキング4位


44.クリストファー・ミーズ(初エントリー)
ブランパン・スプリントカップ ランキング2位/ADAC GTマスターズ チャンピオン


43.オット・タナク(初エントリー)
WRC ランキング8位


42.ゴードン・シェドン(1位アップ)
BTCCチャンピオン


41.マティアス・エクストローム(再エントリー)
世界ラリークロス チャンピオン/DTM ランキング7位

2016年イタリアGP マクラーレン・ホンダの来季レースドライバーに決まったストフェル・バンドーンとリザーブとなるジェンソン・バトン
2016年イタリアGP マクラーレン・ホンダの来季レースドライバーに決まったストフェル・バンドーンとリザーブとなるジェンソン・バトン


 50位〜41位には初エントリーのドライバーがいる一方で、昨年から比べて大幅にランクダウンしたドライバーも。このなかには、2016年末でF1レギュラードライバーから外れるバトンと2017年にその後任を務めるバンドーンも含まれていた。「休養発表後のバトンは振るわず、チームメイトのフェルナンド・アロンソに匹敵するパフォーマンスを見せることができなかった」と寸評には記されている。

【40位〜31位】引退ウエーバーがランクアップ。ライコネンが登場

40.ピポ・デラーニ(初エントリー)
デイトナ24時間、セブリング12時間優勝/WEC LMP2 ランキング4位


39.サム・バード(8位アップ)
WEC GT ランキング2位/フォーミュラE ランキング4位


38.マーク・ウエーバー(6位アップ)
WEC LMP1 ランキング4位


37.キミ・ライコネン(再エントリー)
F1 ランキング6位


36.ランス・ストロール(新エントリー)
F3ヨーロピアン選手権チャンピオン


35.シャルル・ルクレール(新エントリー)
GP3チャンピオン


34.パスカル・ウェーレイン(25位ダウン)
F1 ランキング19位


33.エドアルド・モルタラ(再エントリー)
DTM ランキング2位


32.ジェームズ・カラド(再エントリー)
WEC GT ランキング3位


31.ホセ・マリア・ロペス(2位アップ)
WTCCチャンピオン/フォーミュラE 2戦参戦

2016年F1第4戦ロシアGP キミ・ライコネン 決勝3位
2016年F1第4戦ロシアGP キミ・ライコネン 決勝3位


 40位から31位には、チャンピオンが3人含まれている(ヨーロピアンF3、GP3、WTCC)。2016年でドライバー活動を終了したウエーバーは2015年より順位を上げてランクイン。ライコネンは2015年はランク外だったが、今年は37位に入った。

【30位〜21位】ハートレーの評価が急上昇

30.ロビン・フラインス(再エントリー)
ブランパン・スプリント ランキング10位/フォーミュラE ランキング12位


29.ティモ・ベルンハルト(5位ダウン)
WEC LMP1 ランキング4位


28.シェイン・バン・ギスバーゲン(新エントリー)
ブランパン耐久チャンピオン/オーストラリア・スーパーカーズ チャンピオン


27.レネ・ラスト(新エントリー)
WEC LMP2 ランキング5位


26.ジョーイ・ロガーノ(順位変わらず)
NASCARスプリントカップ ランキング2位


25.アントニオ・ジョビナッツィ(新エントリー)
GP2 ランキング2位


24.マルコ・ウィットマン(再エントリー)
DTMチャンピオン


23.ブレンドン・ハートレー(27位アップ)
WEC LMP1 ランキング4位


22.セルジオ・ペレス(5位アップ)
F1 ランキング7位


21.ニコ・ヒュルケンベルグ(4位アップ)
F1 ランキング9位

WEC第7戦富士3位表彰台を獲得したティモ・ベルンハルト/マーク・ウエーバー/ブランドン・ハートレー組1号車ポルシェ919ハイブリッド
WEC第7戦富士3位表彰台を獲得したティモ・ベルンハルト/マーク・ウエーバー/ブランドン・ハートレー組1号車ポルシェ919ハイブリッド


 30位から21位にはチャンピオンはふたり(ブランパン耐久チャンピオン&オーストラリア・スーパーカーズ、DTM)。フラインスは英AUTOSPORTから15/16シーズンのフォーミュラEにおけるナンバー1ドライバーに選ばれている。ハートレーは、2016年のポルシェLMP1ドライバーのなかで最速だったと評価され、2015年より大幅に順位を上げた。

【20位〜11位】体調不良に悩み続けたパワーが再ランクイン

20.スコット・ディクソン(8位ダウン)
インディカー・シリーズ ランキング6位


19.ニール・ジャニ(3位アップ)
WEC LMP1チャンピオン/ル・マン24時間優勝


18.クリス・ミーク(18位アップ)
WRC ランキング9位


17.ジミー・ジョンソン(再エントリー)
NASCARスプリントカップ チャンピオン


16.ピエール・ガスリー(再エントリー)
GP2チャンピオン


15.カイル・ブッシュ(再エントリー)
NASCARスプリントカップ ランキング3位


14.ウィル・パワー(再エントリー)
インディカー・シリーズ ランキング2位


13.バルテリ・ボッタス(6位ダウン)
F1 ランキング8位


12.セバスチャン・ベッテル(10位ダウン)
F1 ランキング4位


11.ジャンマリア・ブルーニ(3位アップ)
WEC GTEプロ ランキング3位

インディカー開幕戦のフリー走行で激しくクラッシュしたウィル・パワー
インディカー開幕戦のフリー走行で激しくクラッシュしたウィル・パワー


 20位から11位にチャンピオンは3人(WEC LMP1、NASCARスプリントカップ、GP2)。再ランクインしたパワーは、開幕戦をクラッシュのため欠場、シーズンオフから体調不良に悩み続けたが、食物アレルギーであることが判明。問題を解決した後は調子を取り戻し、シーズン最後までタイトルを争った。


【特集】英誌が選ぶ2016年トップ50ドライバー(10位〜1位)最優秀選手が喜びのあまり「記念に脱ごうか?」 は31日に掲載予定です。



(AUTOSPORTweb)

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています




レース

4/19(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 16:30〜17:14
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予選 16:00〜
4/21(日) 決勝 16:00〜


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