F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

「トロロッソでは走りたくない」。加入うわさされた若手、首脳に“キャリアを台無しにされる”リスクを恐れる

2018年5月23日

 トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーがシーズン中に降ろされるのではないかという推測が持ち上がっているが、後任候補のひとりとして報じられたアルテム・マルケロフは、自分としてはトロロッソへの加入を望まないと発言した。


 昨年後半、トロロッソはダニール・クビアトを外し、カルロス・サインツJr.はルノーに移籍したため、ドライバーラインアップを一新した。ピエール・ガスリーとハートレーが起用され、そのペアが引き続き今季も走っている。


 しかしハートレーはアクシデントが多く、パフォーマンスもガスリーに比べて見劣りするため、シーズン中にも降ろされるとのうわさが持ち上がってきている。


 代役候補としては、メルセデスのジュニアドライバーのパスカル・ウェーレインのほかに、マルケロフの名前も挙がっている。ロシア出身23歳のマルケロフは、現在F2に参戦、今年はルノーF1のテスト&開発ドライバーを務めている。


 しかしトロロッソへの加入について聞かれたマルケロフは、自分にとっては喜ばしい話ではないとして、その理由はレッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコにあると発言した。


 マルコはレッドブルのための新人発掘と育成のプログラムを主導している。これまでセバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンといった一流のドライバーたちをチームにもたらす一方で、マルコは非常に厳しい姿勢で何人ものドライバーたちを切り捨ててもきた。最近ではクビアトが昨年途中でトロロッソを離脱するとともにレッドブル傘下から離れている。


 マルケロフは、自分のキャリアをマルコに任せたいとは思わないと発言した。


「僕がハートレーの代わりに乗ることに同意するかって? ルノーが認めれば、それは可能だ。でも、僕自身の意志としては、トロロッソで走りたくはない」とマルケロフはSport FMに対して語った。


「ドクター・マルコのことを知っているからね。彼が若手ドライバーたちのキャリアをどうやって台無しにしてきたか、知っている。僕はそういうことは避けたい」

2018年F2に参戦するアルテム・マルケロフとランド・ノリス

 さらに、マルケロフは、レッドブルとトロロッソの長期的なF1プランについても懸念があると示唆した。


「(チーム代表の)クリスチャン・ホーナーがレッドブルを離脱するかもしれないとか、レッドブルがF1をやめたがっているという説もある。ただのうわさだけどね。でも、トロロッソやレッドブルに加わることでどういうビジョンが得られるのか、僕には分からない」



(AUTOSPORTweb)




レース

6/8(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
6/9(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/10(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※カナダGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン194
2位シャルル・ルクレール138
3位ランド・ノリス131
4位カルロス・サインツ108
5位セルジオ・ペレス107
6位オスカー・ピアストリ81
7位ジョージ・ラッセル69
8位ルイス・ハミルトン55
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※カナダGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング301
2位スクーデリア・フェラーリ252
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム212
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム124
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム28
7位マネーグラム・ハースF1チーム7
8位BWTアルピーヌF1チーム5
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第9戦カナダGP 6/9
第10戦スペインGP 6/23
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.5 第5戦中国GP & 第6戦マイアミGP