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【レースの焦点】ハミルトン勝率60%の秘密は体内リズムとマッチしたコースレイアウトにあり/F1第7戦カナダGP

2017年6月13日

 完璧に“過ぎる”ということはないけれど、映像上は完璧すぎてほとんど登場しなかったルイス・ハミルトン。それでも、カナダGPの70ラップの間、ジル・ビルヌーブ・サーキットは彼が発散するオーラに包まれ、陽気なファンの声援が彼の孤独なレースに色彩を添えた。

 2007年以来、モントリオールでは10回の挑戦で6度の勝利。60%という勝率に加えて、勝てなかった4戦のうち3戦は事故やマシントラブルによるリタイアという事実が、ハミルトンとこのサーキットの特異な関係を語っている。完走して勝てなかったのは、2013年だけなのだ。

 ストップ&ゴーのレイアウトとコーナーの奥までハードブレーキングするドライビングスタイルが合っているのかもしれない。高速コーナーがないコースでは、スライド気味にリヤを操る走り方でもロスにならない……等々、想像することはできるけれど、何よりも強みとなるのは、きっと、ハミルトンの体内リズムとコースレイアウトがぴったり合っていることだ。

「自分でも理由は分からないけど、ここでは他のコース以上のフィーリングを得られるんだ」と、本人も言う。

LAT


 アイルトン・セナの記録に並んだ65回目のポールポジションは、そんな事実を象徴的に示していた。コースインするたび、ハミルトンはセクター自己ベストを更新していった。そしてQ3では、セクターファステストを揃えてトップタイムを記録した後、2回目のアタックでさらにすべてのセクタータイムを短縮した。

「プッシュした際のリスク要素を考えると、ベストは最後まで取っておくものだよ」

「走るたびに、次のアタックではどのコーナーでどれだけ改善できるかが見えていた」





レース

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