2021年F1第13戦オランダGP ロバート・クビサ(アルファロメオ)

【】クビサ「代役は簡単ではなかったが、いいレースができてバトルも楽しんだ」:アルファロメオ F1第13戦決勝

9月7日

 2021年F1第13戦オランダGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは14位、キミ・ライコネンの代役を務めたロバート・クビサは15位でレースを終えた。

■アルファロメオ・レーシング・オーレン
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=14位

アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2021年F1第13戦オランダGP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)

 いいポジションからいいスタートを切りながら、1周目にいきなりフェルナンド(・アロンソ)と接触して、いくつか順位を下げてしまった。それでもまだトップ10の中にいて、見通しは悪くなかったんだけど、僕のレースはパンクによって台無しになった。それまでは本当にいい週末だったのに、肝心な決勝で不運に見舞われて、ポイントを獲得できなかった。

 僕のホームレースであるモンツァに向けて、気持ちを切り替えたい。大勢のティフォシの前で、ぜひともいいパフォーマンスを見せたいと思っている。

■アルファロメオ・レーシング・オーレン
ロバート・クビサ 決勝=15位

ロバート・クビサ(アルファロメオ)
2021年F1第13戦オランダGP ロバート・クビサ(アルファロメオ)

 これだけのレースができて満足している。もちろん、最もタフで身体的にキツいサーキットのひとつで、突然代役を務めるのは簡単なことではなかったけどね。僕がフルレースディスタンスを走ったのは、2年近く前のアブダビでのことだから。

 でも、終わってみればいいレースができて、何度かバトルを楽しむことさえできた。おそらく誰もが、イエローフラッグやセーフティカーを何度も見るような、波乱の多いレースを予想していたはずだ。ところが、実際にはほとんど何も起きなかった。僕としては、セバスチャン(・ベッテル)とも戦えたし、最終ラップには(ニコラス・)ラティフィに追いついて抜くこともできた。あれは楽しかったね。

 十分な準備ができなかったことを考えれば、今日のレースの内容には何の不満もない。チームがまた僕を必要とするのなら、いつでも代役を引き受けられるよ。



(autosport web)