2017年F1第9戦オーストリアGP 決勝は13位に終わったニコ・ヒュルケンベルグ

【】ヒュルケンベルグ「アンチストールモードに入って最悪なスタートに」 ルノーF1オーストリアGP日曜

7月11日

 2017年F1第9戦オーストリアGP決勝で、ルノーのジョリオン・パーマーは11位、ニコ・ヒュルケンベルグは13位だった。  

■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ジョリオン・パーマー 決勝=11位
 16番手グリッドからスタートして、11位でフィニッシュした。これで11位は3回目だ。またしてもポイント獲得にあと一歩と迫りながら、手が届かなかった! 


惜しくも入賞を逃したパーマー
惜しくも入賞を逃したパーマー

 40周以上にわたってランス・ストロールに行く手を阻まれ、彼を抜くことができなかった。あれにはイライラさせられたね。僕自身の課題として、予選でもっと上位につけるための努力が必要だ。でも、週末全体を通じて言えば、ペースは良くなっているようだから、ポジティブな面もあったと言える。

 次は僕のホームレースだ。シルバーストンは高速コーナーがいくつもある素晴らしいサーキットで、ドライブするのがとても楽しい。今度こそポイントを獲れるレースになる可能性は十分にあると思う。

ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=13位
ニコ・ヒュルケンベルグ
 僕にとっては困難なレースになった。まずスタートが最悪だった。エンジンがストールしないようにクラッチが自動的に切れる、アンチストールモードに入ってしまったんだ。グリッドの路面のグリップがかなり高かったせいだと思う。

 僕にとっては、あれが終わりの始まりだったね。ターン1にたどり着くまでには、ほとんど最後尾まで転落していて、そこからがまた厳しい午後になるのは明らかだった。

 スーパーソフトタイヤではオーバーヒートの問題があって苦労し、バランスとグリップも良くなかった。そこで最初のピットストップを早めにすることにして、ソフトタイヤに履き替えたが、今度は上位陣に追いつかれてブルーフラッグを出され、その間に大きくタイムを失った。本当に厳しい一日だったよ。今日起きた問題をしっかり見直して、次のシルバーストンに向けて万全の準備をしないといけない。



(AUTOSPORTweb)