ハミルトンまさかのミス連発、バクー初代ポールシッターはロズベルグ
2016年6月19日
F1ヨーロッパGPの予選を制したのは、メルセデスのニコ・ロズベルグ。フリー走行3回目まで、すべてのセッションでトップに立っていたルイス・ハミルトンは予選10位に終わった。
ハミルトンはミスを繰り返し、予選Q3の終盤にはターン11の入口で右フロントを壁に当ててしまい、サスペンションが壊れてストップ。これで赤旗中断となり、タイムアップを狙うドライバーたちにとっては、残り時間わずか2分05秒で最後の勝負に出ることになった。
赤旗が出た時点で、まだタイムを出していなかったレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、なんとかハミルトンを上回り、予選9位に。チームメイトのダニエル・リカルドは会心のラストアタックで3位に浮上した。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは1分43秒966と、リカルドとまったく同じタイムを出したものの、わずかにタイミングが遅れたため、予選4位に甘んじる。
結局ロズベルグに次ぐ、予選2位を得たのはフォース・インディアのセルジオ・ペレスだ。金曜日から初コースへの適応力を見せ、一貫して速さを見せながら、フリー走行3回目に痛恨のクラッシュ。このときのダメージにより、ギヤボックス交換を余儀なくされ、決勝は5グリッド降格で7番グリッドからスタートすることになる。
マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンがQ1最後のアタックを黄旗に阻まれて脱落となり、予選19位。フェルナンド・アロンソもトラフィックに苦しみ、スペインGPから続いていたQ3進出はならず、14位に終わった。
バクー・シティ・サーキットは抜きどころがある一方で、わずかなミスがクラッシュにつながるコーナーも多い。本来ならフロントロウに並んだはずのペレスが7番手、ハミルトンが10番手から、どこまでの追い上げを果たすのか。ただしハミルトンが予選Q2でベストタイムを記録した「スタートタイヤ」は、決して最高の状態とは言えないものだ。
決勝レースは6月19日、日本時間22時(現地17時)にスタートが切られる。
(AUTOSPORTweb)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |